「あさチャン!」2021.7.15<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
広島 特産のカキ殻を活用した 永和国土環境の「アクアメイク」上下水道のない所に設置出来ます。
水を循環して活用 常にキレイな利用できます。
富士山の世界文化遺産登録にも一役かって、 海外でも活躍していて 災害時に活用出来ると期待されています。
広島 特産のカキ殻を活用した アクアメイク 上下水道のない所に設置
汚れた水をきれいにするトイレシステムがあります。
富士山の世界文化遺産登録にも一役かったといわれるこの技術、捨てられてしまう あるものが 使われていました。
ケーブルカーに乗ってさらに険しい山道を歩くこと1時間。たどり着いたのは標高902mの 東京にある日の出山の山頂です。
取材D「ありました。トイレありますね」
実はこの山 下水道が通っていませんが 透き通ったキレイな水が流れ、登山者にも大好評です。
登山者「キレイで使いやすくて 結構女性の方でも使ったりするので」
「全然に臭いないし 山にはないですよね。こんなキレイなトイレ」
なぜこんなきれいな水が流れるんでしょうか?
実はこれ「アクアメイク」という 画期的なシステムが採用された 地球にやさしいトイレなんです。
開発したのは 広島県福山市にある永和国土環境株式会社。
トイレの水をきれいにするためにタンクに カキの殻が入っています。
広島では年間9万6000トンもとれるカキ。でも 一大産地ともなれば カキの殻の量も膨大で 大きな山になっていて 重機を用いて カキの山に対応しています。
このカキの殻を有効活用使用と開発が始まったのです。
カキの殻の きれいな水に変える浄化能力がすごい
濁っていた水が 2日間カキ殻で浄化されて、さらに活性炭でろ過すれば 一週間で無色透明になります。
カキ殻のアルカリ成分が溶け出して 酸性の汚れた水を中和します。さらに 殻にもともと付いていた 微生物が活発に働いて 残った汚れも食べてくれるんです。
カキの殻 900キロで、1日に浄化できる水の量は 3トン 。しかも 3年間 浄化し続けることができます。
永和国土環境株式会社 岡本さん「ここの一番最後の水はイワナとか川魚が住めるくらいの水質レベルになっています」
さらに この水を循環させることで 常にキレイな水が流れるということです。
これまで山や公園など全国700カ所にカキ殻トイレを設置してきました。
島根県 津和野町 青野山県立自然公園
和歌山県田辺市熊野古道
長野県安曇野市鳥川渓谷緑地
広島市黄金山緑地
富士山の世界文化遺産登録にも一役 海外でも活躍 災害時活用期待
標高3776m の富士山、90年代トイレが汚いことも 世界遺産登録を阻む理由の一つと言われてました。そこで山小屋からの依頼で カキ殻システムを8合目に設置。
富士山の清掃活動などで 環境を守ってきたボランティア 富士山クラブ 青木直子さん「富士山のトイレ問題が改善していった。ゴミ問題がだんだん改善していたということは 世界遺産になるというところでは大きな意味を果たした」
環境が改善されたことで富士山はヨネスコ世界遺産文化遺産に登録されたと言います。
日本の技術が世界で使われているのがスゴイ
下水道の普及率わずか2.5%のスリランカ
世界遺産のポロンナルワ遺跡も例外ではありませんでした。
スリランカ政府と JICA がこの広島の会社にカキ殻システムのトイレを設置を依頼、今年5月に工事は完了しました。
新型コロナの感染状況が落ち着いた後に 稼働する予定です。
岡本さん「海外は下水道のインフラ整備されていない場所が多く 汚水をそのまま直接流している場所があるのでそういった場所を改善していきたいと思っています」
カキ殻システムがすごいのは あらゆる場所に設置可能で、トラックで運んで2時間程で設置可能だということで 地震・土砂災害などが起きたところでも 今後使用していきたいということでした。
▽すろー感想
ドライブウェイの山頂駐車場にあったトイレ 「雨水を循環利用しています。飲用に出来ません」とありました。キレイな水が 勢いよく流れていました。おそらく カキの殻システムだったんですね。
ありがとうございました。


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