「あさチャン!」2021.7.16<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
品川区の 遠藤最さんはブランドサッカーから目の不自由な人の生活を調べ クッキーに点字で何味か解るよう考えました。
町田市 富取千博くん ポンプを下に 一滴残らず使いきれる 無滴のボトルを作った。
ブランドサッカーから目の不自由な人の生活を調べ クッキーに点字のアイデア
小学生発明家の柔軟アイディアを紹介します。
超・自由研究アワード2020 最優秀賞を 去年 受賞した 東京 品川区 遠藤最(かなめ)さん (10歳)
取材D「クッキーについている点々は何でしょうか?」
「点字になっています」
点字を作るための装置を作りました。
簡単点字を作れるのはすごい
この「おいしい点字作成装置」
手順1.穴の開いている上下の板を組み合わせる
手順2.砂糖で作ったアイシングを載せると点字が完成
※アイシング:(メレンゲにシュガーパウダーと食用色素を入れて模様を作ること)
64種類の点字を10文字まで表現し、3D プリンターで量産可能です。
「目が見えない人は クッキーのプレーン味が欲しいのに イチゴ味を買ってしまったりします。なので点字を利用してどうにかできないものかと思いました」
趣味はお菓子作りで 「目の不自由な人に お買い物しやすい世の中に なってほしい」という思いから発明しました。
点字は6つの点からできていて 点の組み合わせで 文字を表現出来ます。
取材D「何て書いてあるんですか?」
「赤いのはイチゴで 点字でい・ち・ごとなっています」
他にもオレンジやハスカップなどの文字がクッキーに書かれてます。
点字を知ったきっかけは ブランドサッカーで、最さんはパラリンピックのポスターが学校に貼ってあって どういう暮らしをしているか調べて 点字まで行きました。
目の不自由な人の生活を調べていた時に たどりついたのが点字でした。
「今後は健常者の方も体の不自由な方も 使いやすいものを作っていきたいです」
町田市 富取千博くん ポンプを下に 一滴残らず使いきれる 無滴のボトル
続いては東京 町田市 富取千博くん(小5 10)
去年 全日本学生児童発明くふう展で 発明協会 会長賞を受賞
取材D「そのボトル変わってますね」
「僕の作った発明品の「無滴」です」
一滴残らず使いきれる 無滴のボトルがスゴイ
本来は上にあるはずの ポンプが 下についています。
「シャンプー ハンドソープが一滴も残らず 使えるようになります。市販のものは上についていて、下に溜まっちゃって無駄になるなと思って 下につけました」
最後まで使い切るのは難しい シャンプーやハンドソープ 出なくなるまでポンプをプッシュしても中に残ってしまって もったいない。
そんな問題を解消できるのがこの無滴。重力によって中身が下に行くの 一滴も残らず使い切ることができるんです。
取材D「ポンプを下に付けることで中身は漏れないんでしょうか?」
「逆止弁を使ってシャンプーやハンドソープを堰き止めているのでもらえないんです」
逆止弁を付けることで、漏れや逆流を防ぐことに見事成功しました。
「もっと無駄を減らしたり みんなを助けるものを作ってみたいです」
無滴を発明した富取くん この夏に 世界青少年発明展に 日本代表として出展する予定です。
目標はズバリ金賞で、今 英語でプレゼンの動画を作っている最中だそうです。
▽すろー感想
品川区の 遠藤最さんはブランドサッカーから目の不自由な人の生活を調べ クッキーに点字で何味か解るよう考えました。
町田市 富取千博くん ポンプを下に 一滴残らず使いきれる 無滴のボトル
小学生のアイデアと実行力スゴイですね。
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