昭和の型板ガラスをリメークし お皿や ランプに(あさチャンSGDs)

「あさチャン!」2021.6.1<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
昭和40年代 盛んに使われた 昭和型板ガラス、現在はその建物が 取り壊されたり リフォームされています。昭和型板ガラスは 様々な柄のデザインがあり レトロを感じます。廃棄されるガラスから古舘さんはお皿を作っています。ツバメ製作所では昭和型板ガラスから、ランプシェードなどにリメークしてくれます。

旭屋ガラス店 昭和型板ガラスから レトロな おしゃれなお皿を制作

大小の星柄がちりばめられていたり、不規則な縞模様が刻まれているお皿は、レトロで おしゃれで きれいです。
SNSでデザインがなつかしいとバズり、予約最大3ヶ月待ちとなっているんです。
懐かしさの秘密は 昭和に大流行した 身近にあるものを再利用しているからです。

製作者の古舘嘉一さんは「昔の窓にはめられている、昭和の型板ガラスで制作しています」

昭和のガラスが 令和に生まれ変わる。

リノベーション現場に行ってみると、取り壊す家のいたるところに、昭和のガラスが残っていました。

リノベーション業者 合同会社R3 合田昌宏さんによると「この家からはガラスが 5.60枚は取れたかなと思います。昭和の時代に建てられた こういう古い住宅でありますと ほぼほぼ 昭和の型板ガラスはどこかで使われています」

繊細なデザインで、視界を遮るザラザラした表面が特徴の昭和型板ガラスは、今から50年以上前 昭和40年頃が全盛期であり、洋風洋風の住宅が主流となり需要が減少して行きました

しかもガラスって特別扱いで現場では嫌われ者なんです。
合田さんは「この家で出た、5.60枚のガラスを処分しようと思うと5万円ぐらいは かかるんじゃないですかね。二度と作れないガラスとかもあるので めちゃめちゃもったいないと思います」

希少価値のあるガラスのもったいないを解消解消するため、先ほどの古館さん(神戸市の旭屋ガラス店)がお皿づくりをスタート。

ガラスのデザインは40種類以上あり お皿にすると 一枚一枚がアンティークの雰囲気を醸し出します。

大阪 阪南市 ツバメ製作所 昭和型板ガラスをリメーク ランプシェードに

さらに昭和型板ガラスの使い道は、他にもお皿以外に生まれ変わります。

昭和のガラスが多く残る実家を取り壊すことになった 女性が訪れたのは大阪 阪南市にある ツバメ製作所 

窓やドアに使われていたガラスが見事おしゃれなランプシェードと花瓶に大変身したのです。

「4面違うガラスを組み合わせて作らせていただきました」
「すごい素敵な、ありがとうございます」

内田の製作所では昭和のガラスを好きなものにリメイクしてくれるので、例えばおしゃれな鏡や、涼しげな蚊取り線香立てに、ステンドガラスと組み合わせたデザインプレートまで。

ツバメ製作所 前田優子さん「お客様がお持ちのガラスを こちらに持ってきていただくことも可能ですし郵送していただいて そちらを使ってお作りすることもできます」

他にもう一つ嬉しいサービスがあります。
「工房では教室もやっておりますので 一緒に考えて作ることもできます。」

製作所が集めたガラスを使ってリメイク体験をすることができます。

実際に参加した中学生が作ったのはコンセントにさせば 明かりのともる「おやすみライト」でした。

昭和型板ガラスは様々なものに生まれ変わらせることができますので、廃棄する前にリメイクできることを知ってほしいです」

夏目さん、昭和型板ガラスは もうほとんど 作れないもので、家にこのまま そのまま置いておくわけにいかないので、それを身近なものに 変えられるなんて そのことだけで安心する。本当に素敵なこと と思います

取材した製作所によると、窓や引き戸などから ガラスを取り外すことが難しい場合、小さいものであれば窓枠ごと送って頂いて大丈夫だそうです。

▽すろー感想

昭和40年代建物に盛んに使われた昭和型板ガラス。昭和型板ガラスは 様々な柄のデザインがあり レトロを感じます。廃棄されるガラスから古舘さんはお皿を作っています。ツバメ製作所では板ガラスから、ランプシェードなどにリメークしてくれます。

私のウチも改築前は 昭和型板ガラス使っていたけど、サッシに代わりみなくなりましたね。
小さいものにして 手元に残せたらいいですね。

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