「あさチャン!」2021.6.3<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
オードリー大臣は、QRコードによ感染者追跡システムを3日で開発。24時間リアルタイム質問システム で市民生活も安心です。これらのシステムは 市民からアイデアをもらっています。何百万人の意見を取り入れるデジタルで 誰一人取り残さない社会を作る。
QRコードによ感染者追跡システムを開発
台湾のコロナ対策のキーマン台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン大臣にお話を伺いました。
オードリーさんは これまで日本の漫画やアニメも 多く読んでこられたり 見られたりりしたと 伺いました。
オードリー大臣「数週間前に進撃の巨人が終わりましたが、それも全て終わりました」
ここに来て 感染 急拡大していること どう思われますか?
「私たちは日本の方々が 台湾で今必要となっている アストラゼネカのワクチンを 分けてくださることに心から感謝しています」
台湾は今たった一人の国際線パイロットが イギリス型ウイルスに 感染したことたことをきっかけに感染者が急増しています。
おととい午前8時頃 台湾 の王麗玲さん
「通勤時間 人が少ないですねこ。んなに人が少ないのは初めてです」
学校は休校、店内の飲食は全面禁止になっています。
全土ででロックダウン一歩手前の警戒レベル3(最大レベル4)。
台湾市民の声「台湾政府の元でなら必ず困難を乗り切れると信じているよ」
「彼女は新時代のパイオニアですよ」
「オードリーは天才よ私たちは政府を信用しているわ」
市民が政府を信頼している理由は、オードリー大臣が 手掛けた二つの画期的なシステムがあったからなんです。
まずは三日で作った追跡システム
台湾で私達が取材させていただくと とっても政府の事を 信頼していて政府について行こうという姿勢が見られたんですが どうしてそうなってると思われますか尋ねた。
「素早い対応も 信頼を勝ち取っている理由だと思います」
飲食店や百貨店などに 設置されている QRコード、感染がし始めたその日から着手し たった3日で作り上げた新たな感染者追跡システムです。
例えば電車に乗るときも こちらの QRコードにスマートフォンをかざすと、メールが届き 5秒で完了します。
QR コードを読み取ることで、誰が いつ どこに いたかを一括で管理できるシステム3日で作り上げました。
24時間リアルタイム質問システム で市民も安心
市民の不安に即座に答える 24時間リアルタイム質問システム
これは台湾政府 衛生福利部が運営する LINE の画面です。
「コロナに感染した疑いがあるのはどうすればいい」と書き込むと、瞬時に返信があります。
AIが質問内容を判断し位置情報で、近くにある病院の情報が 何カ所か 表示されました。
さらにワクチンをいつ打てるのか どこで打てるのか 様々な市民に疑問に、政府が24時間リアルタイムで答えてくれるシステムを開発しました。
台湾市民は「制度の更新や政府の情報がすぐわかるのでとっても安心しています」
「ワクチンの情報も日々更新されたものが分かりましたら助かっています」
市民からアイデアをもらい オードリー大臣はシステムを開発
開発する上でポイントになったことは、最高のアイデアを 市民たちからもらいました。
オードリー大臣「私が行ったのはそのアイデアを政府の中で実行しただけです。」
公共サービスを向上するために、民間技術者がプログラミングをするコミュニティがあり、今回も彼ら市民からアイデアをもらいました。
政府にリアルタイムで質問できるシステムも、 QR 感染者追跡システムも、実は市民が使いやすいようにネットで市民のアイデアを聞いて、官民一体で作り上げたものです。
オードリー大臣は自分は官と民をつなぐパイプ役に過ぎないと言います。
高齢者でもこうしたシステムを 使えるようにしたオードリー大臣の工夫、今回の新システムを70から80代の人達と一緒に開発しました。
だから 高齢の方などにも受け入れやすいものになっています。
オードリー大臣「「私の88才の祖母はどうやって この QR システムを開発したらよいか アドバイスしてくれました」
デジタルな不慣れな高齢者の声も取り入れて 一緒に開発するオードリー大臣に目立つのは、 Listening at Scale 傾聴の民主主義です。
小さな声に耳を傾けて 誰一人取り残さない社会を作る デジタルを使った民主主義が社会問題を解決していくと考えています。
何百万人の意見を取り入れ 人をつなげる デジタル。官民でコロナという困難に立ち向かう
Listening at Scaleを重要視して、政治を進めている。 例えばラジオやテレビは一人か二人の出演者が、多くの何百万人の視聴者に話すことが可能です。一方で、何百万人の意見を取り入れるにはどうすればいいのでしょうか。
デジタルは人をつなげる 多様な文化をつなげる 世代を超えた人々の絆をつなげると信じています。
市民の声を重要視しているからこそ、情報はオープンにしています。
政府の会見は、毎日2回 質問が終わるまで時間無制限で行なっています。
さらにクラスターが発生すれば地図と共に分かりやすく情報を公開。
官民一体でコロナという困難に立ち向かうということが ポストコロナ時代への突破口となるのかもしれません。
何時までにコロナを封じ込めるという計画はありますか?
オードリー大臣「集団免疫が出来上がるまで 摂取率を上げるのみです。私たちの もっかのゴールはワクチンの予約をするため 何百万もの 人々をサポートするための システムを構築することです。私は1回目のワクチン接種をすでに終えていますので、2ヶ月以内に2回目の接種をする予定です。そうしたら年末に日本を訪問訪問したいと思っています。そうしたら夏目さんにも実際にお会いすることができますね。」
オードリーさんは会いに行ける大臣として、今でも週一回は 直接市民の方とあって つながるということを大事に話を吸い上げているそうです。
一方でデジタルというものを、人と人をつなぐコミュニケーションの大切な手段だと考えていて、今ご両親や祖父母とお会いできてないそうなので、お母さんの毎週お弁当を作って送ってくれるんだそうです。それをオンラインで家族と結んで家族と会話しながら 絆の1つになっています。
お子さんから 高齢者の方にとって、ブロードバンドというのはひとつの権利である。これが重要であるという話をしてくださいました。
▽すろー感想
台湾の オードリー大臣 すごいですね。
あれに比べ 日本のシステム ニュースで聞くだけですが 悲しくなります。
食べ物屋なんが 出てくるんだから なんとかなりそうですよね。
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