弥彦小学校 給食大臣選挙で食品ロス学ぶ (あさチャンSDGs)

「あさチャン!」2021.7.5<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
新潟県の弥彦小学校で行われた 給食大臣選挙で食べ残しをなくし SDGsを学んでいます。
給食大臣選挙は選挙への理解を深めるため 多摩市が発祥で 今年も南鶴牧小学校で行われた。

新潟県の弥彦小学校で行われた 給食大臣選挙でSDGs学ぶ

新潟県の弥彦小学校、体育館に集まった子供達 真剣な表情です。
壇上では、「私が美食党から立候補しました 馬居問 空蔵(うまいもん くうぞう)といいます」

86人の6年生による投票を行っています。

これは どうすれば 給食の食べ残しゼロを実現できるか クラスで考えながら 食品ロスについて学ぶ授業です。
その名も 給食大臣選挙、この選挙 とても本格的なのです。

本番さながらの選挙がスゴイ!
新潟県の弥彦小学校 給食大臣立候補者
馬居問 空蔵(うまいもん くうぞう)美食党
芭蘭栖 栄子(ばらんす えいこ) 発育向上党
茂田井 奈衣代(もたい ないよ) 食の安全党

食に ちなんだユニークな 名前の候補者達は先生ではなく、新潟県と弥彦村の選挙管理委員会の方々です。
さらに投票用紙や記載台・投票箱など 全て実際の選挙と同じものを使用しています。
給食大臣を選ぶために まず行うのは 立候補演説。

新潟県 選挙管理委員会 野上仁志さんは「児童はそれぞれの政策を聴いて 給食大臣を選ぶます」

給食大臣選挙では 給食の食品ロスを防ぐための公約を児童達にアッピール。

・馬居問 空蔵 候補:好物を献立に
・芭蘭栖 栄子 候補:栄養バランスの良い献立
茂田井 奈衣代 候補:もったいない精神を広める

誰を選べば 食べ残しを減らせるか? 頭を悩ませます。

実際の選挙と同じように 子供たちが応援演説を行います。
「日本は食べ物や水に恵まれているのに、食べ残してしまうのは 環境に悪いと思いました。是非 茂田井 奈衣代さんに投票してください」

そして 投票即日開票の結果 給食大臣に選ばれたのは 茂田井 奈衣代さんでした。

茂田井 奈衣代に投票した子供達は「残すのは もったいないから 少しでも食べたいです」
「いろんな人たちのためにも 残さず食べたいです」

給食大臣選挙は選挙への理解を深めるため 多摩市が発祥

食べ残しがゼロになるのがすごい
この給食大臣選挙、発祥は 東京 多摩市 で2015年 元多摩市 選挙管理委員会 越智弘一さんが 選挙権が18歳に引き下げられるのを契機に考案しました。
(多摩第一小学校の映像)
なぜ選挙の題材に 給食の食品ロスを 選んだんでしょうか?
越知さん「いきなり選挙で難しいことを 子供たちに考えて欲しいと言っても 分かりにくいですから 身近にある 給食の食べ残しをどう減らすかが 非常に良い題材だろうと考えたわけです」

給食大臣選挙で 選挙について理解が深まり 食べることに関する意識が変わるそうです。

ここ多摩市の南鶴牧小学校でも、給食大臣選挙が行われました。
この日 出された 昼食は 皆さん完食です
選挙を通じて何を学んだでしょうか?
6年生は「今までは 普通においしいから おかわりをしていたけれど、選挙をやってみて もったいない から食べる。そういう違う視点で おかわりするように なりました」
「今まで 普通に 食品ロスのことは 気にしてましたけど、選挙を通して 気をつけないと 思いました」

▽すろー感想

給食大臣選挙で食べ残しなくす。
子供達 しっかりしてました。
こういう 子供達の キラキラ感が すぐ消えてしまうのは なぜでしょうね。

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