日本の伝統技「金継ぎ」が大ブーム★教室・おうちで書籍セットも ポメラートのジュエリーにも

「あさチャン!」2021.3.4 <SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>で紹介。

「金継ぎ」は割れた食器や陶器を「漆」を使って接着し、継ぎ目は金粉・銀粉でなどで装飾し、再びに使えるようにする 日本の伝統的な 修復技術です。(漆芸 宮原隆岳)
金継ぎを教える教室、東急ハンズに金継ぎのコーナーあります。宝島社よりセットが販売、ネットでも多く販売されています。
イタリアのポメラートから「金継ぎ」のジュエリー販売。

金継ぎを教える教室「つぐつぐ」は大盛況

「金継ぎ」は空前の大ブームで金継ぎを教える教室 毎回満員になるほどの 盛況ぶりです。
東京金継ぎ教室「つぐつぐ」の俣野由季さん
「前よりもっと価値のあるものになって、また使える。食器などの身近なところから出来るエコでSDGsにとても合う 伝統技術だと思います」

東急ハンズ「金継ぎ」のコーナー

その「金継ぎ」がより身近に、簡単に 進化しています。

東急ハンズ 新宿店を訪れると 「金継ぎ」のコーナーがありました。
初心者が 自宅で金継ぎができる金継キットが販売されています。
クラフト部門では、店頭 通販サイトで売上トップの商品だそうです。おうち時間が増え東急ハンズでは 金継キット・関連商品の売れ行きが 昨年4月以降 1.5倍だそうです。

書店で買える 宝島社「大人のおしゃれ手帖! おうちで金継ぎ」

さらに書店で買える 初心者向け「大人のおしゃれ手帖特別編集 簡単! おうちで金継ぎ」宝島社
去年 8月に販売されると 発行部数 1万5000部突破 異例の売れ行きだと いいます。
チューブ入りの 合成うるし・金粉・銀粉のセット
(このセットは、ひびの修復ができ、欠け・呼び継ぎには 別途購入アイテムが必要です)

修復手順
・合成うるしでひびを埋める
天然の漆は、手がかぶれるなど 扱いがむずかしい(接着まで 最低でも1週間)、
一方合成うるしは かぶれにくく 手袋を使わず作業可能(接着まで1日 24時間)
・合成うるしと金粉を混ぜたもので、修復した部分を装飾し 2日ほど乾燥させれば完成です。


  
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金継ぎを生かしたサステナブルなジュエリー イタリア ポメラートから

イタリアのポメラート( POMELLATO)から、日本の職人技である“金継ぎ”を施したジュエリーコレクションを今年2月から販売。
割れてしまい廃棄される石を 日本古来の伝統技術「金継ぎ」でつなぎ、存在感のある大きなジュエリーに生まれ変わります。世界で1つだけの、金継ぎをいかした サステナブルな ジュエリーになりました。
「ポメラート」のクリエイティブ・ディレクターであるヴィンツェンツォ・カスタルドが 2019年に来日した際に、「金継ぎ」の美しさに 魅せられ 宝石に取り入れ このコレクションが生まれた。
ペンダントトップ 110万円(税抜き)、リング 170万円(税抜き)が紹介されました。

▽すろー感想

「金継ぎ」の技術 すばらしいですね。
補修して 価値が加わります。
でも 私、最近 100均で間に合わすことが多く、直す方が ずっと高くつきます(苦笑)。
昔ながらの 瀬戸物 しまっているのがあることは あるのですが 痛みが激しくて …。

私の 子供時代 いくつだったか あやふやですが 東北の山の中、漆の木に傷をつけ、空き缶をぶら下げ 汁を集めに来ている人がいました。
山菜採りに 山に入ると 漆の木に触れるとかぶれるので、遠回りしていたなあっ と思い出します。

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