「あさチャン!」2021.9.10<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
お米のもみ殻からソニーが開発したトリポーラス、消臭効果がすごく多くのアパレルなどに採用 されています。
小学生の 夏休み自由研究から生まれた 巻いて使うストロー 何度も使えてまさにSDGs
お米のもみ殻でソニーが開発トリポーラス 消臭効果がアパレルに採用
消臭効果がすごいということで アパレルブランドに採用されている 新素材があるんですが、開発したのはアパレルとは関係ない異業種の企業でした。
今日は東京都中央区銀座シックスに店を構える靴下専門店Tabioタビオ GINZA SIX店
店長金澤美穂「ここで売られてる商品はトリポーラスを使用した靴下になっております」
同じく銀座のアパレル店 エストネーション セントラル
メンズ下 MD 羽根田さん「トリポーラスの素材を使った商品になります」
他にもトリポーラスを採用している企業は多く スポーツブランドのミズノのシャツや、男のボディシャンプーを作っているロート製薬・ UNITED ARROWS のマスクにも
トリポーラスが多く使われているわけは、
釜沢さん「トリポーラスは消臭効果が大変強いので」と語った。
消臭効果が抜群と話題の 新素材トリポーラスは 洗剤や糸などに練り込ことで 様々な商品に利用可能です。
このトリポーラスを開発したのは意外な企業で、電機メーカー大手ソニーが開発しました。
活性炭の6倍で吸着するのがスゴイ!
ソニーグループ知的財産センター山ノ井さん「臭いの原因であるアンモニアガスなどでは 従来の活性炭の6倍の吸着速度があるということが確認できています」
アンモニアなどの臭いの元を 従来の活性炭の6倍のスピードで吸収し その匂いの元を閉じ込めます。
このトリポーラスは、お米のもみ殻 から作られています。
ソニーグループではリチウムイオン電池開発の過程で もみ殻の隠れた能力を偶然発見。
世界で年間1億トン出る もみ殻を有効活用することで 燃焼処理の際に排出される二酸化炭素の削減も期待しています。
小学生の 夏休み自由研究から生まれた 何度も使える巻いて使うストロー
異業種が開発したの発明品は他にもあります。
東京駅の人気雑貨店 で売られているこちらの商品、不思議な形をしたシートなんです。
トーキョーみっつ 張間店長「くるくると巻いて巻いて 細長く巻きつけて これで ストローの完成です」
くるくると巻くことでストローに大変身
使用後は洗って繰り返し使うことができゴミを出しません
この商品を開発したのは 張間店長 「味噌と醤油を作っている醸造所になります」
山口県で150年以上続く老舗の醸造会社がなぜストローを?
光浦醸造 光浦健太郎さん「私の娘が小学3年生の時に2年前なんですけれども、ストローの自由研究をしまして」
なんと発明したのは娘の更紗さん 小学3年生の夏休み自由研究で 環境問題をテーマにストローについて研究。空芯菜やマカロニ ライスペーパーなどで実験したそうですがうまくいかず、何度も洗える 巻いて使うストローというところにたどり着いた。
この更紗さんの研究成果を元に父 健太郎さんが2年かけて商品化しました。
更紗さん 「プラスチックが今生き物の問題になっているとか環境問題とかがいっぱいあってそれを考えて使って欲しいなあと思っています」
更紗さんが発明した この「ストロール」なんですが、薄いものなんですね。
これを縦に巻いていくとストローが完成するんですが 巻き方によって太さが変わるんですね、例えばタピオカを注文した時にマイストローがありますと使えます。
光浦醸造工業は、繰り返し洗えて環境にやさしいシート製ストロー「STROLL_01」を開発しました。
— Webマガジン「AXIS」 (@axismag) June 10, 2021
1枚のシートを巻いて円筒状にして使用するストローです。好みの太さに巻いたらベルトで固定して飲みものを楽しみ、飲み終わったら広げて洗うことができます。https://t.co/phUo0zZaGa pic.twitter.com/Mh6TXSOAVl
▽すろー感想
お米のもみ殻からソニーが開発したトリポーラス、消臭効果がすごくあちこちで 使われているんですね。畑にもみ殻もいいようで もみ殻くん炭もっともっと 使えそうです。
小学生の 夏休み自由研究から生まれた 巻いて使うストロー アイデアがいいですね
コメント