TBS 10月31日(日)放送 Tverで視聴
温暖化で ポーポ湖は干上がり・ヴィクトリアの滝水がない・北極圏の氷溶け出す☆STOP温暖化 フランス近距離の飛行廃止 イタリア気候変動必修に☆海の豊かさを守る 自然の力で海洋のプラスチックゴミ回収・苦みで魚が吐き出すビニール開発☆陸の豊かさも守る 左右の震動で風力発電 アカガニ専用歩道橋 ペンギン専用トンネル 昔からある 人とコイ・フクローとの共存
浸透してきた SDGs
「SDGs」とは、「17の持続可能な開発目標」のこと。
世の中の様々な所に、SDGsの活動が広まっている。
・食品ロスを防ぐ為に、食品を手前から取って貰う事を勧める、”てまえどり”の活動
・聴覚が不自由な人に 電車の中のアナウンスを スマホに打ち込んで見せてくれた人
・視覚が不自由な人の為に、不在連絡票に切れ込みを入れている、クロネコヤマト
SDGsのキャンペーン大使 木村佳乃、山之内すず、バナナマン、安住紳一郎
キャンペーン大使を務めて 6ヶ月、日村さんは マイ水筒を持参するようになった。
木村さんは、洋服買いにいって袋をいただかない、着て帰る技を‥。「ステラマッカートニー」の服を選んでいると話した。
※「ステラマッカートニー」は、動物や環境にストレスを与える素材と、距離を置く主義のファッションブランド
今年6月に公開されたSDGsの達成度・進捗状況に関する国際レポート
「日本のSDGsの目標達成度 昨年度との比較」
「13・気候変動に具体的な対策を」「14・海の豊かさを守ろう」については⇒
「15・陸の豊かさも守ろう」については⇩ という判定だった。
温暖化で ポーポ湖は干上がり・ヴィクトリアの滝水がない・北極圏の氷溶け出す
「13・気候変動に具体的な対策を」
・南米 ボリビアのポーポ湖は干上がり 消滅
・アフリカの観光地 ヴィクトリアの滝は水煙が立ち上る美しい景観が、今は 1筋だけの水がほとんど無い状態に
・アメリカのデスバレーでは気温が54.4度を記録
その原因は地球温暖化 2酸化炭素などの温室効果ガスが原因
世界中で 山火事や竜巻の被害が多発。
・最も温暖化の影響を受けているのは 北極圏、この20年で 1°C 近く上昇。
1日に125億トン、東京ドーム1万杯分の氷が溶けているといわれている。
・ロシア極北部では永久凍土が溶け炭疽菌が広まった。
・日本でも、東京の最高気温の平均 1921年8月 29.2 °C 、2021年8月 31.6 °C 100年で2.4 °C も上昇
番組の算出によると、地球温暖化への対策をしなかった場合、日本の最高気温の平均は、2050年には35 °C になると予測される。 2100年には40°C超の激暑
海水の水温の上昇により、魚介類への被害(生ゆで状態に)が出る事も予想される。
今年6月、49.6 °C を記録したカナダ西部では、ムール貝がゆで上がった。
日本でもサンマに影響が出ている。
未来の寿司は イカが取れなくなり ナタデココで代用、魚介類は食べられなくなるかも。
・アフリカ東部では去年、サバクトビバッタが大発生(700億匹 1日で3万5000人分の穀物・植物を食い漁る) インドまで生息域を拡げ 条件が重なれば、日本にも来る可能性がある。
・コーヒーの6割を占め 涼しい環境で育つアラビカ種も 温暖化の影響を受けて、日本でもコーヒーが飲めなくなる可能性がある。
STOP温暖化 フランス近距離の飛行機廃止 イタリア気候変動必修に
・フランスでは、CO2の排出が多い飛行機の利用を減らす為に、来年から2時間半で行ける距離の路線が廃止、電車移動推奨。(日本なら 東京から大阪は飛行機はダメ)
・イタリアでは全ての公立学校で、気候変動が必修科目に
・49.4°Cを記録したアメリカのカリフォルニア南部では、太陽光の吸収を抑える為に、道路が白く塗られた。(65°Cが 5~8°C下がる 東京のマラソンでも)
・ペルーでも同様に、山の岩が白く塗られた。
ハーバード大学を中心にした研究チームは 地球全体の温度を上げない為に「成層圏エアロゾル」という方法を提唱。
それは、地球が日傘をさす、「気球などで 太陽光の一部を反射する 微粒子を 成層圏に巻き 地球を覆う」という方法。
日本は出遅れている。地球温暖化に対する日本の取り組み
発電方法を手段別に見ると、ドイツでは太陽光・風力などの再生可能エネルギーが44.4%、日本では石炭が27.6%となっている。
また CO2排出量に応じて企業などに課される炭素税は、1トン当たり、スウェーデンでは約1万5000円、スイスでは約1万1000円、フィンランドでは約7000円、フランスでは約5000円だが、日本では289円となっている。(炭素税 あることも知らなかった)
一方、地球温暖化対策に取り組む企業も増えている。
三井不動産が手掛けている東京ミッドタウン日比谷では、屋上に 180枚の太陽光パネルを設置したり、都市ガスによる発電システムを取り入れており、50%以上を自家発電で賄っている。
人感センサーを使用し 人がいるときだけ照明したり、耐熱ガラスをビル全体に用いてエアコンの作動抑えるなどして、同じような大きさの物件に比べて、全体で約20%、使用電力を削減できている。
この20%というのは 一般家庭の1500世帯分に当たる。三井不動産は来年度末までに、25の施設を再生可能エネルギーだけで運営するという。
私達に出来ること、電力をできるだけ使わない⇒CO2の削減
安住さんは 全部電気を消して 真っ暗な中でひとり仕事をすることも
今日の楽屋も 急須やポットがあった/エアコン 温度設定1°C上げていた/テレビ コンセント抜いてあった。
他にも 冷蔵庫詰め込みすぎない。便座のフタをするだけで 使用電力が減らせます。
基本的な 積み重ねが CO2の削減 に
海の豊かさを守る 自然の力で海洋のプラスチックゴミ回収・苦みで魚が吐き出すビニール開発
今年 4月 世界遺産に登録されている 小笠原諸島の海で、プラスチックケースに挟まり 身動きの取れない ウミガメが見つかった。この後助けられたが このように、人間が出すゴミに魚が苦しんでいる。
プラスチックごみがあふれており、3分の1は正しく処分されず、そのうちの3分の1は、川などをとおって 海に排出されている。ペットボトルの9本に1本は、海へ流出している計算に。
海に流れたゴミが自然に還るまでの時間は、ペーパータオルは2~4週間、レジ袋は1~20年、発泡スチロールトレイは50年で、ペットボトルは400年という。
2050年には、魚よりプラスチックごみの方が多くなるとも言われている。
・オーストラリアのクリスマス島の海岸では、他の国から流れ着いたゴミの中で ウミガメが産卵、誕生した子カメ達も海に帰るのが難しくなって、命を落とすことも多いという。
その為、プラスチックごみ等から、海の生き物や資源を守る事が重要になる。
オランダのボイヤン・スラットさん(27歳)
海のゴミを回収するため 今までは 船で網を引っ張り集めていた。燃料も 人でも莫大なコストがかかっていた。
自然の力を利用して回収する方法を発明した。
彼の考えた装置は 全長150m 網の付いたパイプをU字型に浮かべ その反対側にパラシュート。
網は海流に流され 動こうとするが、反対側にパラシュートを設置 網は流れない。
そこに海流に乗ってきたゴミが引っかかり 改修できる仕組みだ。
これまでの方法と比べ 経費は従来の方法の およそ 1/30に減らすことに成功。
日本でも 洗足学園高等学校の女子生徒たちが 苦みで魚が飲み込んだビニールを吐き出すような 商品 を考えました。
そして包装用品などを扱う 「シモジマ」と掛け合い「エネルフィッシュ」 を開発しました。
(あさチャンで 4人の女子高生が開発 エネルフィッシュここから)
イタリアやフランスなど 世界ではすでに レジ袋を忘れても もらえない国が増えている。
対策が進む フランスでは 来年1月には スーパーなどで販売する野菜や果物の プラ包装も順次廃止となる。
タイ 去年1月 からレジ袋廃止を呼びかけている
はタイの若者が「もし エコバッグを忘れたら ‥」何で代用するか SNSに投稿 大喜利感覚で楽しんでいる。
(ポテチを洗濯ハンガーにかけてレジを待つ人、魚の干物の網、鳥かごを使う人
トランク、逆さにした傘、炊飯器、道路のコーン、着ぐるみの頭、担げるかご etc)
こうした活動で1ヶ月で37億5000万枚のレジ袋を削減。
陸の豊かさも守る 左右の震動で風力発電 アカガニ専用歩道橋 ペンギン専用トンネル 昔からある 人とコイ・フクローとの共存
人間の森林破壊により、現在では毎週、東京都と同じ面積の森林が失われているという。
そのため 動物たちも住む場所を奪われ 13分間に1種類が絶滅しているという。一生のほとんどを木の上で過ごすオランウータンも、絶滅危惧種になっている。
日本では 直接的を伐採はしないが、1年間で1人当たり2.22本の森林伐採を引き起こしている。ヤシの木からパーム油は採られているが、食料油 ポテチなど 多くの食品で使われている。
生き物を守る 世界の取り組み
・スペインの風力発電機。鳥がプロペラに衝突するのを防ぐため 左右の振動により発電する仕組み。風速3mから発電可能だという。
・オーストラリア 西にある クリスマス島 昔から住んでいるアカガニはふだん森に住んでいるが産卵期の10~12月ころ 海に大移動。このとき道路を横断する際 車に犠牲に。そのため カニ専用歩道橋が作られ アカガニの交通事故が8割減少した。
クリスマス島では、何百万匹ものアカガニが産卵のために海に向かって移動中。 pic.twitter.com/hnZHFb1mQc
— ロイター (@ReutersJapan) December 24, 2019
・ニュージーランドに住むフェアリーペンギンは 日中 海で魚を捕り 夜になると森に帰る。途中に道路があるのでペンギン専用地下トンネルが作られた。
日本で動物の交通事故の被害は 山あいの高速道路などで年間5万頭。
・山梨県・清里高原では、天然記念物 ニホンヤマネの交通事故が絶えず、道路で分断されたことで餌が半減。繁殖の機会も減少している。そこで動物学者の湊秋作さんは、分断された森をヤマネが行き来できる吊り橋、アニマルパスウェイを開発した。リスなどの森に生きる小動物の道になっている。
・琵琶湖の近くの滋賀県高島市の針江地区にある地域特有の文化が、天然の台所 川端(かばた)。町を流れる水路と繋がっていて、自由にコイが行き来できる。食器を入れておくとコイが食べ残しを食べにきて、うまく共存している。
・青森 津軽では、リンゴ園にフクロウの巣箱を設置。フクロウはここで産卵・子育てができ、ネズミを捕まえてくれる。
最後に スタンフォード大学の研究で 自ら情報収集・判断する人が16%を超えると 他グループの意識を変えられるという法則を紹介した。
だからこそ 一人一人の意識が地球を笑顔に!
▽すろー感想
おばちゃんは 最近 地震が多かったり 異常気候が続くと 気が揉めてきます。
いくらかでも 何か出来ることはないかと SDGs のこと見ています。
最近は 地方の局でも 何でも SDGs と叫んでいる気がしますが ‥
世界の考え どんどん進んでいますね。