「あさチャン!」2021.3.15 <SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>で放送。
福島県只見中学校の新聞紙で作ったレジ袋 きっかけは上越の海の光景でした。
「自分たちが海を汚しているかもしれない」と考えたのがプラスチックのレジ袋を新聞紙に変えることでした。
歌まで作り町中に売りこみ、 作り方の講習会を開き大人に教えました。
卒業式では「 SDGs がんばっぺ!」と声を掛け合いました。
福島県只見中学校の新聞紙で作ったレジ袋 きっかけは上越の海の光景
四方を山々に囲まれた福島県只見町。人口4000人の小さな町です。
薬局を訪ねると、薬を入れていたのは新聞紙でできたレジ袋。
これは 地元 只見中学校の3年生が手作りしたもの。
歌まで作り町中に売りこみ 作り方の講習会で大人に教えました。
SDGs 社会人になっても忘れず、皆に広めたいと思っています。
袋は1枚の新聞紙を使って糊で張り合わせたものです。底にはマチがついており、およそ5キロの重さにも耐えられるという優れもの。厚めの教科書を7冊入れても破れません。
作り始めたきっかけは課外授業で訪れた新潟 上越市の海の光景だった。
3年生「プラスチックごみが思った以上に多くて 少しでも減らそう ということで」

プラスチックごみが思った以上に多くて 少しでも減らそう

海がない町なので、そこでもやっぱり町の川が海につながっている
「自分たちが海を汚しているかもしれない」
--そこで考えたのがプラスチックのレジ袋を新聞紙に変えることだった。
歌まで作り町中に広め 作り方の講習会で大人に教える
中学生が 町の意識を変えた。
「エコ」 作詞・作曲 只見中学校 3年生
「ビニール ぶくろと しんぶんし どっちがいいんだろう もちもち ロンロンロン しんぶんし」
なんと歌を作り、新聞紙のレジ袋を売り込んだ。
町内の商店には置いてもらえるように直談判。少しずつ町民に浸透していった。

これ 東京と千葉に 5つか 6つ いっているよ!
娘のところに
今では大人たちが「袋作り教室を開いてほしい」というほど意識が変わってきた。
只見町 渡部勇夫町長は「作り方を 子供達から 逆に大人が教えてもらって 大人も喜んでそれを使っていいます」と語った。
福島県只見中学校の学生さんが
— 福留聖樹🌏S Alex FUKUDOME (@alex1684fs) March 10, 2021
新聞紙を使った手作りショッパーを作成してくれました
新聞紙とは思えない
しっかりとしたつくりで
ひとつひとつが個性的です
コロナじゃなかったら
子どもたちをお店に
招待したかったなぁ
只見中学校のみなさん
ありがとう#311をわすれない #SDGs pic.twitter.com/Jh0CJ9xuqK
そして小泉環境大臣もこの活動を後押し。
「これを 地域で広げていることを知って、これから 私も使わせていただこうと思います」と発言
山に囲まれた只見中学校で 育てている”バフンウニ”
渡部兼介教諭は「海の生物を通して 現在の海の環境であったり、この只見町と海のつながりを 意識するためだ」と語った。
ウニの飼育に使う水は山の湧き水に、塩を混ぜた合わせたもの。生徒は毎日成長を見守り、育て続けてきた。
先週金曜日に行われた卒業式

海洋教育では SDGsの大切さについて学びました。

SDGs 社会人になっても忘れず、只見町だけではなく全国の人に広めていきたいと思います

私は 将来教育関係の仕事に就きたいと思っているので、環境問題についての取り組みを教えていきたい

SDGs がんばっぺ!
スタジオに届いた 新聞紙のレジ袋
中には メッセージカードが有りました。
「地球を守るために皆さんの協力が必要です。ご協力お願いします。只見中学校 HA」
NPO法人「日本持続発展教育推進フォーラム」(東京)が主催する第11回ESD大賞の最高賞(文部科学大臣賞)を昨年12月、受賞した。
《海洋プラスチックごみを減らそうと、福島県只見町の只見中学校(96人)の生徒が新聞紙でレジ袋をつくり、店などで活用されている》 #SDGs
— 朝日新聞環境取材チーム (@asahi_kankyo) February 15, 2021
新聞紙がレジ袋に変身 プラごみ減らそう、中学生が考案:朝日新聞デジタル https://t.co/jqda9zMGa6
▽すろー感想
中学生 しっかり 新聞紙のレジ袋で SDGsを実践していました。
私も数年前コミセンで、似たような形の 新聞紙バックを作りました。
英字の新聞でデザインに凝った人もいました。
でも それっきりでした。思い出して作り貯めたいです。
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