カフェで接客する分身ロボット「OriHime」(あさチャンSDGs)

「あさチャン!」2021.8.25<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
日本橋のカフェDAWN ver.βでは重度障害の人が ロボット「OriHime」を遠隔で操作し接客コーヒーを淹れるバリスタもいます。
運営するオリィ研究所所長は今働いている人が動けなくなっても働けるよう考えたと言います。

カフェで接客するロボット パイロットするのは重度障害のある人も

東京日本橋にある ロボット分身カフェ DAWN ver.β
中に入ってみると「いらっしゃいませ」出迎えてくれたのはロボット
「アイスコーヒーふたつにしてください」
「かしこまりました」
「コーヒーはミルクをつけることができるんですが いかがいたしましょう」
テーブルでお客様の相手をしたのもロボット 「OriHime(オリヒメ)」です。
さらに飲み物を 運んで来てくれるのもロボット「OriHime-D」です。
「お待たせいたしました「OriHime」パイロットのミヨシと申します。こんにちは! 秋田店から操作しております」

分身ロボットを使って誰でも働くことができるのがすごい

実はロボットを操作しているのは パイロットと呼ばれる 車いすや寝たきりなど 様々な理由で 働くことを諦めていた人たちです。
彼らの分身となったロボットが遠隔操作で 動いているので 分身ロボットと呼ばれているんです
目線を動かせるだけでなく ボタン押すと 手を振ったり リアクションも取れます。

こちらのエプロン姿の分身ロボットはコーヒーを淹れるバリスタです。
このロボットを遠隔操作をしているのは、もともとバリスタをしていた藤田美佳子さん。
ALS という筋肉の力がなくなっていく病気になりましたが、今でもロボットを通して美味しいコーヒーを入れているんです。

このカフェでは50人のパイロット16体の分身ロボットをシフト制で遠隔操作しています。
「頑張っています」「頑張れ!」このように離れたスタッフ同士も会話をすることができます。

この日もロボット作りが夢だと言う中学2年生の男の子が来店
「みちおさんの小さい頃の夢は?」
「僕もロボットを作りたいというのはあって ロボットの脳みその部分にすごく興味が出てきて」
料理のオーダーを取るばかりでなく お客様の話し相手にもなってくれるんです。
中2の男子「近い感じで接することができるのが楽しくて好きです。どうやっている動いているのか気になります。僕も多様性と利便性を兼ね備えたようなロボットを作りたいです」

およそ500 km 離れた大阪の自宅から分身ロボットを操作している今井雅子さんもパイロットの一人です。
「本日は初めてのご来店でしょうか? 」
生まれつき脊髄性筋萎縮症のため 車椅子で生活をしています。
「私が長年諦めていたバイトが「OriHime」という分身ロボットに出会って 実際に働かせていただくという経験を与えてもらったことはとてもラッキーなことだなと思ってます。出会ったことのないような いろんな多様の人と出会って、大きな変化だな」

オリィ研究所 所長 「動けないが働きたい」人に出来る仕事を創り出す

できることが無限に増えるのがすごい
インターネットに繋げれば、どこからでも遠隔操作をして 働くことができる。まさに近未来のテレワークです。
オリィ研究所 所長 吉藤オリィ
「自分の体は病院にあるんだけれど 午前は大阪で働いて 午後は東京で働くというような切り替えがすぐにできる。瞬間移動ができることは とてもメリットもあって、体調が悪い時にはすぐに代わってもらえる。逆に言うと 誰かが困った時に 助けやすいという環境であって」

事故で脊椎損傷になった 山崎拓弥さんは ここ以外にチーズケーキ専門店で接客の仕事をしています。
他にもファストフード店や 群馬県庁など 企業や自治体に このカフェから延べ31人が雇用されています。

吉藤さん「残念ながら 我々は年をとるし いつか体は動かなくなる。自分がなった時にずっと天井を眺め続けるということはしたくないので、今 外出困難な人たちは ある意味 外出困難な先輩なわけですです。寝たきりの先輩が何がしたいかということに合わせて 我々は物を作り続けたいなあと思います」

このロボットを開発しているのはオリィ代表なんですが、彼の発想としてはしたい仕事ができないなら できる仕事を作り出そうということなんですね。

遠隔で働けるというのも凄いですし 働く先で仲間ができるというのもすごい励みになる。
したい仕事を作り出すという点では、今後緊急事態宣言解除されて お酒が提供できるようになれば 分身ロボットと話せるバーを営業する予定だとということです。
バーテンダーをやりたいと言う リクエストもあることから バーテンダーも先ほどのバリストのようにできればいいなと思っています

▽すろー感想

重度障害の人が ロボット「OriHime」を遠隔で操作し接客、スゴイ アイデアですね。
「今働いている人が動けなくなっても 働けるよう考えた」と言います。
少しでも 働けたら 障害のある方にとって いい刺激になりますよね。

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