微細藻類を食べさせ色鮮やかな抗酸化力持つ卵・ミドリムシで飛行機が飛ぶ(あさチャンSDGs)

「あさチャン!」2021.8.10<SDGsな未来へ・ここスゴッ!発明>
微細藻類を食べさせることにより アスタキサンチンを含み 色味だけではなく体によい卵に。
大量培養できるミドリムシで バイオジェット燃料精製 飛行機やフェリーに。

微細藻類を食べさせ アスタキサンチンを含み 色味だけではなく体によい卵

佐賀市にある卵かけご飯専門店 レストラン サーグラ で人気になっているこちらの卵
特徴は濃厚で色鮮やかな黄身です。
お客さんは「結構弾力性があって良い、普通の卵かけご飯と全然違いますね]
「コクがあって臭みもなくてすごく美味しいです」
お客さんも大絶賛のこの卵 微細藻類を有効活用して作られています。

有限会社ムーランルージュ 石井利英社長
「微細藻類を鶏に与えたら 赤い濃い色の黄身を持つ卵が生まれた」

微細藻類が食べ物を美味しくするのがすごい
微細藻類とはわかめや昆布の仲間で顕微鏡でしか見ることのできない 水中で生きる植物プラントのことです。豊富な栄養素が含まれていて サプリメントに使われたり バスマットで人気の珪藻土も作られています。

微細藻類の「ヘマトコッカス」を鶏の餌に混ぜ育てたところ、卵からビタミン E の1000番高い抗酸化力を持つ「アスタキサンチン」という成分を検出 されました。
石井社長 「色味だけではなくて体 によいということでこっちの方に入れ替えています」
この鶏の卵で作った厚焼き玉子サンドやバームクーヘンも 大人気です。

微細藻類について佐賀大学 出村幹英  特任准教授「陸上に生きている生物よりは数が多いと思います。 まだまだ未開拓な生き物で どの藻類も色んな可能性を持っているんだと思います。本当に将来的にすごい生き物になるのではないかと思います」

微細藻類の最大の特徴は植物のようにCO2を吸収して酸素を作ること
佐賀市の清掃工場では ゴミを燃やした時に出る 1日約10トンのCO2を微細藻類の培養に利用しています。

藻類培養している アルヴィータ 製造部 秋吉誠課長
「CO2をどうしていくかと 議論されている中で 有効活用して行くためには というところで いろんな方向性の模索をしている中だったので うまく活用できればと いうところでチャレンジしてみようと」

アスタキサンチンとは、サケやイクラ、エビなどに含まれる成分で、強力な抗酸化力を持つ赤色の天然色素です。トマトや人参に含まれるリコペン、β-カロテンと同じカロテノイドの一種です。
眼精疲労の改善や動脈硬化の予防、疲労回復などに効果がある成分で いろいろなサプリメントがでています。

大量培養できるミドリムシで バイオジェット燃料精製 飛行機やフェリーに

今年の6月 微細藻類を使って飛行機を動かす 国内初の実証実験が行われました。

民間機を始めて飛ばしたのは微細藻類のミドリムシ
鹿児島から羽田まで約90分 通常の旅客機との同じぐらいの時間での飛行に成功しました。

横浜市にある燃料の製造工場 ユーグレナ中央研究所に行ってみると
ユーグレナバイオ燃料製造実証プラント 草次宏昌副工場長に 飛行機の燃料となる微細藻類のミドリムシを 実際に顕微鏡で見せてもらいました。
取材D 「すごいこんなにいるんですね。本当に元気に動いています」

なぜ飛行機を飛ばすことが出来るんでしょうか
草次 副工場長「実はミドリムシの油は非常に燃料に近い性質を持っていまして それが分かったので燃料を製造することにしました」

ミドリムシ由来の燃料ミドリムシからから抽出した油使用済みの天ぷら油と組み合わせて精製しました。
石油などに比べて ミドリムシは簡単に大量培養できるため 将来的に枯渇する心配がない燃料として世界中から期待されています。

草次副工場長「燃料に限らず世界のありとあらゆるところに関与してくれるような無限の可能性を秘めたスーパー生物だと思っています」

飛行機まで飛ばしてしまうミドリムシなんですが 沖縄の島と島を結ぶフェリーでもミドリムシ由来の燃料 「Green Oil JAPAN」を使っての世界で初めての試験走行が行われています。
この この海域には美しいサンゴがあるため 環境に優しい この次世代燃料は美ら海を守る存在として期待されています 。

▽すろー感想

微細藻類を食べさせた卵 色鮮やかでした。
ミドリムシと食用油で飛行機が飛んでいました。スゴイですね。

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