ギリシア神話を読んでみた。一部分しか知らなかった。突拍子ないことばかりで驚きますが 面白かったです。現在の暮らしのいたる所にギリシア神話から 派生したものがありますね。
ギリシア神話の神がみ 最初の神カオス オリンポス12神 プロメテウス アポロン ヘルメス ペルセウス メドゥサ ミダス王 などの逸話のあらすじと 星座と どの辺?のメモです。
続きのギリシア神話Ⅱはこちら
出典:のら書店 「ギリシア神話」石井桃子編・訳/富山妙子画
ネットで見ると 名前表記も エピソートも かなり違ってきます。
Googleマップにマーキングして 登録されている写真を 楽しんでます。
ギリシャの旅(こちらから GoogleマップでWeb旅行! 古代文明のギリシャ エーゲ海の島々 )
※Wikipediaによると ギリシャとギリシアの表記法について
西洋古典学・歴史学・哲学などは「ギリシア」と表記する慣行を取っている そうです。それは西洋古典学でia を「イア」と書くという習慣があり、哲学分野でもほぼ同様であるそうです。
よって 現代については「ギリシャ」西洋古典学・歴史学・哲学に関しては「ギリシア」と表記を2本立てにすることを提案いたします。
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ギリシア神話の神がみ
最初の神カオス
★カオス…最初の神 カオス(混沌)から世界は始まった。大地の女神ガイア、奈落(地の底)の神タルタロス、愛の神エロス、闇の神エレボス、夜の神ニュクスの5神を単独で生む。
★ガイア…大地の女神。単独で天空神ウラノス、海の神ポントス、山の神ウーレアを産んだのち、子のウラノスを夫としてさらに男神6人と女神6人のティタン(巨神)十二神を産む。長兄はオケアノス(大洋)。子どもたちのうち レア(大地)と末子のクロノス(農耕)が夫婦になりゼウスを産んだ。
★ティタン十二神…海洋神 オケアノス(娘3千人)、テテュス(オケアノスの妻、ヘラの乳母)、太陽神ヒュペリオン(太陽神ヘリオス&月の女神セレネの父)、テイア(ヒュペリオンの妻)、イアペトス(アトラス、プロメテウスの父)、クレイオス(孫に西風の神ゼピュロス、北風の神ボレアス、南風の神ノトス)、クロノス(ゼウス、ポセイドン、ハデス、ケイロンの父)、レア(クロノスの妻)、掟の女神テミス、追憶の女神ムネモシュネ(叙事詩を司るカリオペなど9人のミューズ/ムーサの母)、ポイベ(アポロンを産んだレトの母)、コイオス(ポイベの夫)。
★タルタロス…カオス(混沌)に次いでガイア(大地)とともに生じ、ガイアと交わり最強の怪物テュフォンやエキドナ(ケルベロス、スフィンクス、キマイラの母)をもうけた。タルタロスが支配する領域はハデスの冥界よりもさらに深い最下層の暗黒界。神々への反逆者が落とされる底なしの奈落。
オリンポス12神
むかしむかし 大昔 アーリア人が中央アジアのどこかに住んでいた。
アーリア人はすべてのものが生きていると考えていた。「父なるダイアーウス(空)」と呼ぶようになった。
それからのち アーリア人のある部族は ギリシアに移り住んだ。やがて 「父なるダイアーウス」が青空だったことを忘れ 「父なるゼウス」(ローマ神話のジュピター/英語でユーピテル)と呼ぶようになる。
●はオリンポス12神(オリュンポス山の山頂に住まうと伝えられる12柱の神々)
ゼウス … すべての神を司る大神 神々と人間の王であり父でした。クロノスとレアの息子、他の神々とギリシャ中部のオリンポス山のいただきに住んだ。武器はいまずま(雷)で ワシがゼウスの鳥で 嵐を好み いなずまを運ぶ役目をした。
●ポセイドン(ネプトゥーヌス/ネプチューン)…クロノスとレアの息子。ゼウスの兄。海の神。
■ハデス(プルトン/プルートー)…クロノスとレアの息子。ゼウスの兄。人々が死んでから行くところ 地下の世界の王 冥界の神。
●ヘラ(ユノ/ジュノー)…クロノスとレアの娘。ゼウスの姉であり妻。女神の最高神。
●アテナ(ミネルバ/ミナーヴァ)…ゼウスの娘でゼウスの頭から生まれた。知恵と戦いの女神、芸術の女神でギリシャ人にオリーブの木を与え、糸を紡ぐことや布を織ることを教えた。アテナはまたギリシアの英雄達の守り神であり 助け手だった。
●アポロン(アポロ)…ゼウスとレトの息子。太陽・芸術などの神、特に太陽から来る光の神とされた。
●アルテミス(ディアナ/ダイアナ)…ゼウスの娘。アポロンとふたごの妹。美しい処女神の猟人。月と狩りの女神
●アフロディテ(ヴェヌス/ヴィーナス)…ゼウスの娘。愛と美の女神。海の泡から生まれた。外に出るときはハトの戦車で周りをさえずる小鳥が囲んでいた。
■エロス(クピド/キューピッド)…アフロディテに付き従うお付き(息子という話もある)。愛の神。いつも弓矢をもち 神々や人々に愛の矢を打ち込む
●アレス(マルス/マーズ)…ゼウスとヘラの息子。戦いの神。戦ったり血を流すのが好きなために争った。
●ヘルメス(メルクリウス/マーキュリー)…ゼウスとマイアの息子。神々の使者をつとめる伝令の神。牛飼いや旅人盗人の守り神。翼のついたサンダルと帽子、2匹のヘビが巻き付き翼がついた魔法の杖カドゥケウスを持っている。
●デメテール(ケレス/シーリーズ)…クロノスとレアの娘。大地から成長するあらゆるものの女神で 農業の女神といわれ、また「太地の母」と呼ばれた。
●ヘスティア(ヴェスタ)…クロノスとレアの娘。ゼウスの姉、のんびり屋。竈の火を司る女神、家庭生活の守護神であり、食前食後の祈りは彼女に捧げられた。ヘスティアは常に家庭の炉端にいるため、神々の戦争に参加することはない。
●ヘパイストス…ゼウスとヘラの間に生まれた第一子。美の女神アフロディテを妻に娶り、周囲から羨まれる環境にありながら、その醜さゆえ、幼くして母ヘラに捨てられ、妻からは不貞という裏切りを身に受ける。鍛冶の神
■ディオニュソス(バッコス/バッカス)…ゼウスとセメレの子。酒の神、文明を進め 法律を与える神、平和の守り神
■ 地上の片隅に住んでいた ニンフ(木や水の精)、フォーン(半神)、サテュロス(野や山の神)、川の神、トリトン(海の神)がいた。
プロメテウスの火★人間のため盗み与えた
プロメテウス…タイタンという巨人族の一人。水と泥土から人間を創り、知恵と技術を教えた。プロメテウスはタイタン族だが ゼウスに味方した。神がみはタイタン族を征服しタルタロスの洞穴に閉じ込めた。
プロメテウスは天上の火を人間のために盗み与えた。ゼウスは激高し、プロメテウスはカフカス山(コーカサス、ロシア南部)の岩に鎖で繋がれ、長い間ハゲタカに肝臓をついばまれるという責め苦に毎日あう(不死ゆえに肝臓は夜中に再生)。ヘラクレスがハゲタカを射落としてプロメテウスを救い出した。
パンドラ★パンドラの箱
大昔「黄金時代」といういい時代にプロメテウスと弟エピメテウスが住んでいた。天の火を盗んだプロメテウスは 神がみの父ゼウスが怒っているだろうから、エピメテウスに神がみからの贈り物を受け取ってはいけないと言い残し遠くに出かけた。ところが神がみの使いヘルメスがパンドラという美しい女を連れてきたので エピメテウスは家に入れてしまいました。しばらくして神がみはエピメテウスに重い箱を届け「けっして開けないように」と伝えた。エピメテウスの妻となったパンドラは、夫が留守の時にこの箱を好奇心からのぞいてしまい、小さな翼を持った生き物「苦しみ」が飛び出してしまった。それから人間は 病気とか、不親切でけんかをするようになり、老いるようになった。急いで蓋をしたので箱の底に「希望」だけが残っていた。
デューカリオンの大洪水★旧約聖書のノアの箱舟
黄金時代の後、人間達が互いに争い始めた時代がきた。神がみは 暑い夏と寒い冬を地上におくった。
人々は夏には暑い太陽を避け 冬には寒い風を防ぐため ほらあなや岩屋に住まいをつくった。地を耕し穀物を作り寒い季節に食べる食料とした。そのうち金や鉄を掘り出し 武器をつくりだし争うようになった。
神がみの父ゼウスは人間を皆殺しにしようと 北風を閉じ込め、雨を降らせる南風だけを吹かせ 大洪水を起こし ほとんどの生物が滅んだ。パルナッソス山だけが頭を出していた。デューカリオンと妻ピュラは2人だけ小さな船に乗っていた。2人は心優しい良い人だったのでゼウスは北風をつかわし 雲を吹きはらわせた。海の神ポセイドンは息子のトリトンをやってホラ貝を吹かせると 水が引いて神殿だけが残っていた。「偉大な母の骨を後ろに投げよ」とふしぎな声が聞こえたので デューカリオンとピュラは 母なる大地に石を投げた。すると 投げた石から人間の男・女が誕生した。こうして 大洪水ののち 地上に人間が住むようになった。
アポロンとダフネ★月桂樹のかんむり
ある日 太陽の神 アポロンは 小さな愛の神 エロス(キューピッド)が小さな弓矢で遊んでいるのを見て 「小さな矢で何ができる」とからかった。エロスは怒って、恋を拒む鉛の矢を川の神の娘ダフネに射た。恋に陥る金の矢をアポロンに向かって放った。二本の矢が二人の胸にささった瞬間から、アポロンはダフネを恋しダフネはアポロンを拒否した。アポロンはダフネを追いかけた。ダフネは 父親の川の神のところへ駆け込み 月桂樹の木に変えてもらった。アポロンが追いついたとき1本の美しい木になっていたので 大事にして 自分の神殿に植え その葉で冠を作りダフネの思い出のため かぶっていた。
アポロンとヘルメス★たて琴
ヘルメス(マーキュリー)はゼウスとマイアの息子。やっと歩けるようになったころ 亀の甲羅を見つけ持って帰り この世で最初のたて琴をつくり のちに素晴らしい音楽が生まれた。母親が眠った後 ゆりかごからはい出して異母兄アポロンの白い牛50頭を盗み ほらあなに閉じ込めた。
アポロンはヘルメスを犯人として突きとめ、ゼウスのもとに連れて行きます。おむつ姿で自分の潔白をまくし立てるヘルメス。これにはゼウスも苦笑します。ヘルメスはたて琴を弾き始めますが それは美しかったので 牛とたて琴の交換交渉が成立。アポロンは さらに2つの翼がはえ 2匹のヘビが巻き付いた カドゥケウス(ケーリュケイオン・神の杖)をヘルメスに贈ります。そればかりか アポロンは白い牛飼の役をヘルメスに任せた。
聡明なヘルメスはゼウスにも気に入られ、神々への伝令者に任命されます。弁舌巧みで相手の心をつかみ、駆け引き交渉も上手なヘルメス(マーキュリー)は商業の神として崇められ、彼の持つ「ケーリュケイオン」は商業のシンボルとなります。
ヘルメスとアルゴス★クジャクの尾羽根
アルゴス(アーガス)は全身に100の目を持つ見張り番でした。眠るとき2つだけ目を閉じ 他の目はいつも開いているので、アルゴスに見張られると何も盗めなかった。
ゼウスにはイオという愛人がいて、ゼウスは嫉妬深い妻ヘラの怒りから守るためイオを白い牛に変えてしまいます。しかし 牛が愛人に変身している気がしたヘラは、アルゴスに見張りをさせた。イオははじめ父の川の神にもニンフにも気がつかれませんでした。愛人のイオを取り戻したいゼウスはヘルメスにアルゴス退治を依頼します。ヘルメスはアルゴスを眠らせ イオを連れ出すことに成功。ヘラはアルゴスの百の目を孔雀の尾羽根につけたのでした。
デメテールとペルセポネ
シチリアの美しいエンナの谷に大地の母 デメテール住んでいた。デメテールはゼウスとの間に産まれた一人娘のペルセポネをとても可愛がっていましたが、娘が花摘みに出かけ さらわれてしまいます。デメテールは、必死で9日間もの間 ひたすらに愛する娘を探しまわった。そして 娘のペルセポネは 地下の死の国の王 ハデスに連れ去られたことを知った。
人間である ケレオスの4人の王女に出会い 王子デモフォーンの乳母として働いていて デモフォーンがかわいくなり、人間から神様にしてやろうと計画します。そしてデモフォーンを毎晩 暖炉の火の中に差し出します。これは 神様は不死で 人間たちは死にます。なぜかというと、人間たちの体についてる肉がやがて腐って消えてしまう 滅びゆくものだから。だから その滅びゆく肉をいったん焼いてしまえば、神様のように死なない体になる という儀式でした。
夜に偶然この儀式を見てしまった母親は デモフォーンが殺されると思って悲鳴をあげます。でもデメテールは激怒し 姿を消してしまい さまよいます。こうして さらわれた ペルセポネのことを悲しんでいる間 大地にまかれた種の世話を忘れていて、芽も出せずにいた。あらゆる植物が育ちませんでした。まもなく 人間も けものも死んでしまうでしょう。
ゼウスはイリスという虹の神を ほらあなにいる デメテールに戻るよう伝えに行かせるが応じません。
ゼウスは使者の神ヘルメスを地下の国のハデスに送り、ペルセポネを返すように伝えます。そばにいたペルセポネは話を聞いて帰ろう立ち上がります。ずるいハデスはペルセポネにざくろを4つぶ食べさせてしまいました!
実は、地下の食べ物を口にすると地上ににとどまれない規則があったのです。
デメテールは、ゼウスに助けを求めました。神々の父ゼウスは「ペルセポネは 毎年8ヶ月は母デメテールの元で暮らし、残りの4ヶ月 ザクロ1つぶについて1ヶ月は 地下のハデスの王国で暮らせ」と言いました。愛する娘に会うことができたデメテールは、シチリアのエンナの谷に戻り 働き始め 再び豊かな実りを人間たちにもたらすことになった。
ペルセポネが地下に戻る間、デメテールは ほらあなに隠れ すべての生き物が眠ってしまいます。でも 農夫達は ペルセポネが間違いなく戻って来て、「大地の母」が世話してくれることを知っています。
【乙女座】愛娘ペルセポネをさらわれた農業の女神デメテール
パエトンと火の神の車
パエトンは、日の神ヘリオスとニンフのクリメネの間に生まれた子供でした。子供達の間では何でもパエトンが一番でした。あるとき、友人達はいっしょに 「パエトンは日の神の子ではないと!」とあざ笑った。 傷ついたパエトンが太陽を見て 日の神が金の戦車で大空をかけてるように見え、あの戦車を御せれば、みんな日の神の子供だと信じてくれるだろうと思った。
そこでパエトンは、東の果てまで赴いて日の神の神殿を訪ね、ヘリオスに対面する。ヘリオスは大いに喜び 何でも望みを叶えてやろうといいました。パエトンは「日の神の戦車に乗せてください」とお願いした。この日の神ヘリオスの戦車は、天馬たちが牽いて天空を翔ける四頭立ての馬車で太陽そのものだった。
ヘリオスは心配しながらも て綱を渡すと、パエトンは戦車へと乗り込み出発した。パエトンは走り出してすぐに 小さいので天馬を御せないのに気がつくが、ウマ達はますます猛り立て火花を散らしはじめ 熱くなり 地上に近づくと火事が起こった。全世界が燃え上がりそうになってしまいました。
ゼウスは オリュンポスの山から下界を見下ろし 大変な災いがおきているのに気が付いた。突然 かみなりの音が沸き起こり パエトンはエリダノス川に落ち亡くなってしまいました。エリダノス川のニンフはパエトンを川のほとりに墓をつくってやりました。彼の姉妹のニンフは嘆き悲しんでポプラの木となり、流した涙は固まってコハクとなった
ペルセウスとメドゥサ
アルゴス王 アクリシオスは「孫の手にかかって殺されるだろう」との神のお告げを受け 娘のダナエを真ちゅうの塔に閉じ込めておいたが ゼウスが黄金の雨となって塔を訪れダナエをなぐさめ ペルセウスが生まれた。
アクリシオスは母と子を箱に入れ 真ちゅうの枠でしっかり止め海に流された。
セリフォス島に流れ着き 漁師のディクテュスの網にかかり 木箱の中から助け出された。兄のポリュデクテス王が許したので 漁師に引き取られ ダナエとペルセウスと名付けられた子は暮らした。しかし 王は 力強く美しく成長したペルセウスが 邪魔になり 彼を殺そうと考え、怪物メドゥサを退治を命じた。
メドゥサは ゴルゴンの三姉妹の一人で もとは美しい乙女であったが 悪い行いを懲らしめるために髪はうごめく毒蛇に変えられ 美も奪われ 怪物にされてしまった。またメドゥサを一目見たものは 皆 石になってしまうのでした。
ペルセウスはそんな恐ろしいメドゥサを退治するために どこにいって どうすればいいか思案していると、アテナとヘルメスが助けに来てくれた。アテナは メドゥサを見るとき 楯に写る姿だけを見るようにと 楯を貸してくれた。ヘルメスはメドゥサの首を切ることができる鋭利な剣を貸してくれた。
ヘルメスはゴルゴンを知る 3人の白髪の老婆のうすやみの国に案内してくれた。3人は1つの目と1本の歯しか持っていず交互に使うため 言い争いが絶えなかった。ペルセウスが目を取り上げ 老婆たちから、ゴルゴンの居場所を知るニンフたちは ヘスペリデスに住んでいて 有名な りんごの木の番をしていることを聞き出した。
ペルセウスとヘルメスとアテナは旅を続け ヘスペリデスに住むニンフに温かく迎えられた。私たちはメドゥサを退治してくれる英雄を待っていたといい 住んでいる島を指さして教え ふしぎな力の持つ宝物を渡してくれた。空を飛ぶことができる翼のあるサンダルと、夜と地下の国王 ハデスのかぶとで かぶると他の人から見えなくなるものでした。もう一つはキビシスという魔法の袋でメドゥサの首を運べるものでした。
ペルセウスは夜まで待って 楯に写るメドゥサは眠っていたので 近づき 剣で首を落とし 魔法の袋に入れ 翼のあるサンダルで大空に飛び出した。ハデスのかぶとをかぶっていたので ゴルゴン達は追いつけなかった。
ずっと後になってペルセウスは アテナに楯を返すとき メドゥサの首をアテナにおくり 女神はその首を楯の真ん中に付けた。
【ペルセウス座】怪物メデューサの首を持ち、剣を振り上げている姿
【ペガスス座】飛び散るメドゥサの血から、生まれ出たのが 天馬ペガソス。
ペルセウスとアトラス
メドゥサの首を取った後の 冒険談です。もうゴルゴンが追いかけてこないとわかり 下の方に降りていくと 頂上を雲の中に突っ込んだ巨大の山のようなものが見えた。近づくと山のように見えたのは巨人 アトラス で肩と頭で 巨大な大空を持ち上げていて 疲れ果てていた。ヘスペリデスのニンフ達の叔父だったので ペルセウスのことを聞いていたので メドゥサの首を見せてくれるよう頼んだ。ペルセウスが首を見せると アトラスは巨大な山になった。
(16世紀に 地理学者メルカトル が地図帳を出版するとき 表紙に このアトラスを描いたことから 地図帳が「アトラス」と呼ばれるようになったと言われています。)
砂漠の毒ヘビは メドゥサの血から
ペルセウスが砂漠の上を飛んでいて メドゥサの血がしたたり 毒ヘビになった。
ペルセウスとアンドロメダ
その頃、ケベウス(ケフェウス)王が治めていた エチオピアでは、海の神ポセイドンが ケフェウス王の妃 カシオペヤが 娘のアンドロメダの美しさをあまり自慢するので 海岸に海のお化けを放ったのです。海のお化けに困り果てたケフェウス王は 神のお告げに従ってアンドロメダを生け贄に捧げることにしました。海岸の岩に鎖で縛られたアンドロメダ姫を メドゥサの首をもって帰る途中のペルセウスは 空から偶然見ていて メドゥサの首を取り出し海藻で隠した 。海のお化けがアンドロメダに襲い掛かろうとした時、ヘルメスの剣で海のお化けを刺し通し アンドロメダ姫の鎖を切り 助け出した。
この時 首にかけた海藻は硬い岩になり、色も 首からしたたった血の色に変わっていた。
このあたりに住む漁師は赤いサンゴの色をメドゥサの血と信じています。
その後、ペルセウスはアンドロメダ姫とめでたく結婚することになった。しかし アンドロメダとの結婚を約束していた ピネウスが部下を連れ 乗り込んできた。そこでペルセウスは「私の友はこちらを見てはいけない」といって メドゥサの首を高く持ち上げた。ピネウスと部下が大理石になってしまった。
ケフェウス王は ペルセウスに長くここにいて 跡を継ぐことを望んだが 、ペルセウスは母のダナエを牢から助け出したいと考えた。
【アンドロメダ座】両腕を鎖でつながれ囚われの身となった古代エチオピアの王女アンドロメダの姿を表した星座
【カシオペヤ座】北の夜空で輝くW形をした星座。エチオピアのケフェウス王の后 アンドロメダの母であるカシオペヤにちなむ。
【ケフェウス座】エチオピアの王でカシオペアの夫であり,アンドロメダの父であるケフェウスにちなむ。
ペルセウスの帰国
セリフォス島にペルセウスが戻った。しかしポリュデクテス王と家来達は喜ぶフリをして いたが ペルセウスは許せなかったので メドゥサの首をかかげ ポリュデクテス王をはじめ ペルセウスと母のダナエの敵はすべて石に変えられた。貧しい漁師でしたが 親切にしてくれた王の弟 ディクテュスを 王の位につけました。
それから ペルセウスは母のダナエとアンドロメダを連れ 生まれ故郷の アルゴスに向けて船出した。
アルゴス王 アクリシオスはペルセウスが戻ることを知り「孫の手にかかって殺されるだろう」との神のお告げを忘れずにいたのでテッサリアのラリッサに逃げた。ところがペルセウスの船が風を受けラリッサの街に着いた。ラリッサでは競技会が行われていて たまたまペルセウスが円盤を投げ アクリシオスにあたり死んでしまった。アルゴス王の位に ペルセウスがついて人々から慕われた。
カドモス王
アゲノル王の娘エウロペが、牡牛にさらわれ 兄のカドモスは アゲノルの命で 2人の奴隷と エウロペを探しに出かけた。あちこち探しても見つけられずにいた。
カドモスは パルナッソス山のアポロンの神殿の女神アテナにどうすればいいかお告げを聞くことにした。アテナは 「出会った白い牡牛の後をついていき 横になったところに都をたてよ」告げた。
カドモスは すぐに牡牛に出会い ついて行くと 美しい谷間が気にいったようにに横になった。近くで泉の音がしたので洞穴に入るとリュウがいた。カドモスは必死に戦い怪物を退治した。
女神アテナがカドモスに近くの畑を耕し 変な話だが リュウのキバをまくようにいったので、まいたら 芽を出すように 槍が見えて かぶとが現れ 兵士達が出てきた。兵士達はバタバタ殺し合って5人だけ残った。生き残った5人と新しい都 テーバイを作り カドモスは王になった。
イアソンと黄金のヒツジの毛皮
イアソンは もともとはテッサリア地方にある国イオルコスの アイソン王の王子でした。けれどもイアソンがまだ幼かったとき、王位は、叔父ペリアスの手によって奪われてしまう。
イアソンは乳母と逃げ ケイロンというケンタウロス(半人半馬)の住む洞穴にのがれ育てられた。
年月が流れ、立派な青年に成長したイアソンは 王位を返すよう叔父ペリアスに迫ります。
ペリアス王は、ギリシャから遠く離れた黒海の東海岸のコルキス王国にあるといわれる伝説の「黄金の羊の毛皮」を手に入れて帰ることが出来たなら王位を返そうと約束します。ペリアスにはそれが不可能だと思っていたが 国中にイアソンに付いていきたいものを募ると50人になった。船大工のアルゴスに50の櫂を持つ巨船 アルゴー号を 建造させました。
集まったのはヘラクレスやオルフェウスなど50名の勇士達で「アルゴナウタイ」と呼ばれ、勇んで大海原を出発し、数々の冒険を経てコルキスへ到着します。
しかし、コルキスのアイエテス王は「火を吐く牡牛を駆って土地を耕し、竜の歯をまけ」という無理難題を吹っ掛けます。アイエテス王の娘 メディア 魔女でした。メディアは イアソンを一目で愛し 結婚するという事を条件に イアソンに魔法の草のあぶり薬を与えるなどして 無事に黄金の毛皮を入手します。
イアソンはただちにアルゴ―船を出航。イオルコスに帰り アイソン王を牢屋から助け出しペリアスに変わってイオルコス王になった。
※コルキス国は、現在の黒海沿岸のジョージアです。
ベレロフォンとペガソス
ペガサス(ペガソス・ペガスス)は、勇者ペルセウスが怪物メドゥーサの首を切り落とした時 飛び散る血しぶきの中から生まれたとされています。
コリントスの若い勇士ベレロフォンがヘリコン山のヒッポクレネの泉に 翼のある天を飛ぶ ペガサスを探しにやってきた。ベレロフォンはある王に 怪物キマイラの退治を命じられます。キマイラは、顔がライオンで、胴体は山羊、竜の尾を持ち、口から炎を吐く恐ろしい怪物です。王さまは 勇者ベレロフォンといえども キマイラを倒せるはずはない 殺されてしまうがいいと思ったんですね。
ベレロフォンはペガサスとならキマイラを退治できると思って 泉を幾日も見張っていたが現れません。知恵と戦いの女神アテナに祈りをささげました。
するとその夜 夢のなかにアテナが現れて 天馬ペガサスをとらえてその力を借りなさい とのお告げをさずけます。目を覚ますと 彼の手には手綱を付ける 宝石がちりばめられた金色のハミがありました。ベレロフォンはさっそく、ペガサスが現れるという泉に向かいました。ペガサスは 翼を広げて飛び去ろうとしましたが 女神に授かったハミをつけると、ペガサスは天高く舞い上がり キマイラが住む山に向かいます。
ベレロフォンは山の中にいるキマイラを見つけると 槍で突き首を切り落とし 退治することができました。まもなくキマイラが退治されたと聞いて よそにのがれていた人が戻ってきて 畑に穀物が実るようになった。そののちも ベレロフォンはペガサスの力を借り この若い英雄の名は多くの人々に知れ渡った。
【ペガスス座】ギリシア神話では、ペルセウスがメドゥサ退治をしたときに生まれた馬。その後ベレロフォンが怪獣キメラを退治したときにも活躍。
【こうま座】ギリシア神話ではペガソスの弟にあたるケレリスという名の馬で、ヘルメス神が英雄カストルに与えたものと伝えられている。
エコー ★ 山びこ
エコーは若い美しいニンフでした。野原や森や山が好きで友達と遊んでいた。月と狩りの女神 アルテミスのお気に入りでいつもお供していた。エコーには悪いクセがありました。大変おしゃべりで いつも最後に口答えするのがエコーでした。ある日 エコーは ゼウスの妻 ヘラに失礼なことをいい、怒ったヘラは罰として 目の前で話されたことの最後の部分だけ 繰り返してもよいと言った。以来、エコーは他人の発言の語尾を真似することはできても、自分の意志を伝えることはできなくなってしまった。
ある日のこと エコーはナルキッソスという若者と出会ったが、若者の語尾を一生懸命に真似ることしかできず 木陰からエコーが出ていくと ナルキッソスは驚いて逃げ出した。 自分の想いを伝えられないので 悲しみにくれて洞窟に引きこもり、体は消えて エコーは声だけになってしまいました。エコーはそれでも 自分に話しかけようとするもには 答えようと思って待っているのです。
ナルキッソス ★ キズイセン
森のニンフはエコーに冷たい仕打ちをしたナルキッソスが 自分が美しいとうぬぼれていて 人の心がわからない、悲しい思いをしたのはエコーばかりでない、懲らしめてくださいと 復讐の女神に依頼した。女神は承知した。
ある日 ナルキッソスは清らかな池のそばを通りかかった。ナルキッソスは狩りで喉が渇いていたので かがんで水を飲もうとしましたが、池に映った自分に顔が美しく呼びかけても返事がなく つかまえようとして池に手を入れると波立って顔が消えた。水の中の顔は返事しなかった。
やがて ナルキッソスは やせて見る影もなくなり 衰弱死してしまったのである。
亡くなったナルキッソスは,神々によって一輪のキズイセンに変えられたという。
ちなみに英語で 水仙のことをナルキッソス と言ったり うぬぼれ屋や自己愛の強い人をナルシストと言ったりするのは この逸話に由来したものである。
アラクネ ★ クモ
織物が得意な乙女アラクネの織物は素晴らしくみんながほめたたえました。あちらでもこちらでもほめられ続け 高慢になっていきました。「女神アテナだって こんなに上手に織れないんだろう」と聞いてそう思ってしまいました。
「アテナが教えたのではないか」と噂されていましたが、実は女神アテナがアラクネのそばに姿を見せずに立って教えていましたが アラクネは気づかずにいた。そして「女神アテナと勝負してみたいものだわ、どちらが上手かわかるでしょう」
これを聞いたアテナは怒り 老婆に身を変え、アラクネ に忠告しにいきました。
「年寄りの言うことを聞きなさい。決して女神さまと争ってはなりません。失礼な言葉を取り消して 女神さまに赦してもらうように」
アラクネは 老婆をにらんで「あんな女神なんかちっとも怖くないんだから。今すぐ勝負したいものだわ」
アテナは 神の姿を現し 織り比べが始まった。
アテナの織物は様々な色合いが見事なものでした。ごう慢な行いのため 罰を受ける人間が描かれた。アラクネに 競争をやめるよう警告したのです。
一方のアラクネの織物には 神々の失敗や過ちを描き出していました。彼女の神々への不遜な心と不敬の念を強く表現していました。
アテナは 神々への侮辱には憤りを感じ 手にした ひ(機の用具)で織物をずたずたに裂いてしまいます。それから アラクネの額をひで打ちました。するとアラクネはみるみる縮んで親指くらいになりました。
アラクネは暗い部屋の隅に逃げ込んで クモになった。それ以来クモは糸を出してはぶら下がり糸を紡いでは巣を作り続けているのです。
ヘラとハルキュオネ ★ カワセミ
ケユクスはテッサリアの王で 平和を守って国を治めていた。暁の明星ヘスペロスの息子でもあった。妻はハルキュオネで、風の神アイオロスの娘であった。
ケユクス王は 海を越えて長い旅に出なければいけなかった。ハルキュオネは、ケユクスの船旅に、不吉な予感がしていた。案の定 船は難破して ケユクスは死んでしまった。
夫の死を知らない妻ハルキュオネは、毎日夫の無事を祈りつづけた。祈られる 女神のヘラは、どんなことが起きたか知っていたので 虹の神イリスに ヒュプノスの眠りの王国へ行って ハルキュオネに夫ケユクスの夢を送って、悲しい出来事を知らせるよう伝えた。
ヒュプノスの息子に モルフェウスがいた。人の姿を真似ることにかけては一番の達人で ヒュプノスは モルフェウスにその伝言を実行するよう言った。(麻薬のモルヒネの由来は、このモルフェウス)
モルフェウスは、死んだケユクスに姿を変え ハルキュオネの夢に現れた。
ハルキュオネは 眠りから覚め 夢に見た海へ行ってみた。すると夫のかんむりが見え 前に走り出した。すると翼が生えてきて 美しい鳥になった。神々の憐れみによって 死んだケユクスもまた鳥になり、二人は再び一緒にになった。2人はカワセミという鳥になって幸せに暮らせるようなった。
この時から 鳥になったハルキュオネが、2週間の間 海の上に浮き巣でヒナをかえす時 父の 風の神アイオロスが見張ってくれるので 海の上は穏やかです。今でも 真冬の間の 1,2週間の良いお天気の日を 水夫たちは「ハルキュオネの日」と呼んでいます。
ミダス王
何でもさわると金になる
ある日 ミダス王のブドウ畑で シレノス(シーレーノス)が酔っ払ってさまよっていたので 農民がミダス王の所に連れて行った。シレノスはお酒の神ディオニュソス(バッカス)の育ての親でしたが 年をとりディオニュソスがシレノスの世話をしていた。ミダス王はシレノスをディオニュソスに送り届けた。
ディオニュソスはお礼にミダス王のどんな願いでも叶えてあげると約束した。
ミダス王は宝物を集めるのが愉しみになっていていました。宝石や金銀は集めれば集めるほど ますます欲しくなるものでした。ミダス王は「自分が手で触ったら そのものを金に変えてしまうような力が欲しい」と望みました。ディオニュソスはかねてあげました。
触れた物全てを黄金に変える力を手に入れたミダス王ですが、触れた食べ物も飲み物もすべて金になり飲食はできず、金の掛け布団を掛け金むくの枕に横になっても 眠れなかった。お妃や王子や友達を硬い金の像に変えてしまうと考えると恐ろしくなってきました。そして、この力を無くして元に戻れるようにディオニュソスに頼みました。
ディオニュソスは ミダス王にパクトロス川に行って水浴びをするように言います。パクトロス川で水を浴びたミダスは元に戻りました。
※このパクタロス川は現在トルコのエーゲ海地方に流れるサルト川のことで 砂金が取れるのはミダス王の伝説に由来してます。
王様の耳はロバの耳
あの事件以来 ミダス王は金銀その他の宝物を見向きもしなくなった。羊やヤギを守る神パーンの神というヤギに似た神様と友達になった。パーンの笛を聞くとミダス王は王であることもやっかいなことも忘れることができた。ある日パーンは冗談に太陽と芸術の神アポロンのたて琴より素晴らしいと自慢したら、ニンフ達は山の神トモロスを審判にして アポロンとうで比べしなさいよと言いました。
月桂樹の冠をかぶったアポロンが、宝石と象牙で飾られた竪琴を手にし、パーンの笛はアシの茎でできており 粗末に見えた。アポロンとパーンは音楽を奏で始めた。 すぐに トモロスはパーンの笛を止めさせ アポロンが優れていると審判した。パーンは このうで比べが冗談だとわかっていたので気を悪くしなかった。ミダス王だけは音楽がわからなかったので 「この審判は間違っている。パーンの方が良かった」叫んだ。怒ったアポロンはミダス王の耳をロバに変えてしまった。
そのことを恥ずかしがったミダス王は紫色の布で隠していたが 床屋には隠し通せない。床屋はこの秘密を人に話すと命が危ないことはわかっていていました。長いこと話さないでいましたが 我慢できなくなって 床屋はある日 寂しい森の地面に穴を掘りこそこそささやき 土に穴をかけ埋めた。
けれども秘密は1度口から出たら隠しておけません。行く年か経つと その穴の上にアシが生えて南風が吹くと アシは1日中「王様の耳はロバの耳」とささやくのでした。
そこで王様の秘密はまもなく 知らないものがなくなくなった。
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神々 | 地図 |
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神々の集う場所 | オリンポス山 |
ギリシアの最高神ゼウス | クレタ(クリティ)島 ディクテオン洞窟で誕生 マタラ海岸:牛に変えたエウロペと上陸した ゴルティスの遺跡: エウロペをすずかけの木の下で 我がものに クノッソス遺跡:エウロペとの子ミノス王が建てた |
プロメテウス | カフカス山(コーカサス山脈) 鎖で繋がれ毎日鷲に肝食われる |
デューカリオンの大洪水 | パルナッソス山 |
太陽神アポロン | 古代ギリシャでは最も重要な聖地アポロンが 人々に神託を与えた デルフォイ(デルポイ) |
太陽の神アポロンと双子の月のアルテミス | 誕生の地 デロス島 |
結婚の女神 ヘラ | 誕生の地 サモス島 シチリア島 アグリジェントにヘラの神殿がある |
アフロディテ | 海の泡から生まれた キプロス島 |
大地の母 デメテール | シチリア島 エンナに住む |
アルゴス 王アクリシオス の王女ダナエ | アルゴス |
ダナエ ペルセウスが流された | セリフォス島 |
メドゥサの首がある | イスタンブル地下宮殿 |
ペルセウスがメドゥサの首を見せ山になった | アトラス山脈 |
エチオピア王ケフェウスとカシオペイア | エチオピア |
アルゴス 王アクリシオスがペルセウスから逃げ | テッサリアのラリッサ(ラリサ)へ |
カドモス王が作った都 | テーバイ(テーベ) |
アイソン王 イアソン王子の国 | テッサリア地方にある国イオルコス |
イアソンが黄金の羊の毛皮探しに行った | 黒海の東海岸のコルキス王国(現ジョージア) |
コリントスのベレロフォンがペガサスを探しに行った | コリントス、ヘリコン山のヒッポクレネの泉 |
ミダス王 触れた物を黄金に変える・ロバの耳 | 小アジアのフリギアの王 で アナトリア文明博物館に遺骨など展示 |