テレビで見た インド・スリランカ・ネパール・パキスタン・バングラデシュ・ブータン・モルディブ の世界遺産の備忘メモです。
三蔵法師玄奘が巡る シルクロード・インド(インドの仏陀の遺跡関係はこちら)
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アフガニスタン
世界遺産 バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群
バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群はアフガニスタンの中央高地、ヒンドゥークシュの高い山々に囲まれてある。シルクロードにおける仏教の重要拠点で、1世紀からバクトリア王国によって断崖に石窟仏教寺院が造られはじめた。ギリシャやローマ、サーサーン朝など多様な文化の影響を受けてガンダーラ仏教芸術へ発展していった。断崖に穿たれた立像仏としては世界最大といわれた2体(高さ55mと38m)が2001年にタリバンに破壊された。
世界遺産 ジャームのミナレットと考古遺跡群
2023.5.28 日本テレビ
モックチャウ郡にある Bach Long Glass Bridge は世界最長のガラス橋で 全長632mで昨年完成した 新名所。
クアンフーカウ村は村全体で線香を作っていて 竹芯香作りを体験。
ムーカンチャイ Mù Cang Chải District は棚田による米作りが盛んな場所で 手作業での田植えを体験。
インド
世界遺産 七つの不思議
TBS 2022年9月11日放送 世界遺産 七つの不思議
「ラニ・キ・ヴァヴ グジャラート・パタンの女王の階段井戸」
地表 30m掘り下げた 世界遺産の階段井戸は7階建てであり、ヒンズーの神々と天女が 砂岩に刻まれている。
世界遺産「マハーバリプラムの建造物群」
インド南部のベンガル湾を望むマハーバリプラムは、4~9世紀にパッラヴァ朝の首都が置かれ、東西貿易の拠点として栄えた町。
海岸や岩山には当時造られた多くのヒンドゥー教寺院や彫刻が残されており、1985年に世界遺産に登録された。なかでも有名なのは8世紀初頭に切石を積んで建てられた海岸寺院は ベンガル湾を望む海岸に佇み、シヴァ神を2度称えるために造られた大小2つの祠堂がシンボルである。
10m程の5つの像は1つの岩石でできている。
世界遺産「タージ・マハル」
タージ・マハルは、約350年前 インドを支配していたムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルの死を悼み17年をかけて建てた霊廟。
まぶしい白い大理石でできた霊廟には、天上の楽園に咲き乱れる花を連想させる花の紋様が、翡翠、水晶、トルコ石、サファイア、などの貴石で施されている。 建物の前にある長さ約300mの池に映る姿もタージ・マハルの魅力の1つ。月下におかれると一層その美しさが増す。
世界ふしぎ発見 インド情熱革命ing
TBS 2023年2月25日放送 世界ふしぎ発見 インド情熱革命ing
■デカン高原の岩山をくり抜いた34の石窟が南北約2kmにわたり「エローラ石窟群」として世界遺産に登録されている。7~8世紀の仏教寺院や僧院(第1~12窟)と、6~9世紀のヒンドゥー教寺院(第13~29窟)、9世紀ごろのジャイナ教寺院(30~34窟)がある 。インド発祥の3つの宗教の寺院群が1か所に集まる世界でも例をみない遺跡です。
ヒンドゥー教寺院のカイラーサナータ寺院は 一つの岩山を7~9世紀に 200年の歳月をかけ ツチとノミで彫り出した 高さ約32m、幅約45m、奥行き約85mもあり壮大です。 神話「マハーバーラタ」や登場する人気の神々、聖なる動物たちが 精巧に彫られている。内側には美しい彩色も施され壁画も描かれていた。ジャイナ教は不殺生と無所有を説くインド発祥の宗教です。
■ハイデラバードは映画の街。やってきたのは「ラモジ・フィルムシティ」。観光客も受け入れていて年間150万人が訪れる。「台本さえあれば全て撮れる」をモットーに 様々な宗教のシーンや国・地域を再現しこれまで2000本以上の映画が生まれた。
■佐々井秀嶺さんは 半世紀前にわずか数十万人だった信者を1億5000万人にした 日本人の僧侶で、インドのナグプールで最も多忙な男として活躍中です。街を歩けば周りに皆集まり足元を触るお辞儀をされる。(※インドでは足元を触るお辞儀が最高の敬意を表す)
インドの人口約8割がヒンドゥー教で その伝統によりカースト制という4つの身分が存在し、その下の不可触民を救うために 佐々井さんは人間の平等を説き活動をしています。結婚式や法事に年200件以上参加します。朝3時スタート 350キロ先で仏像の開眼法要に参加、日本の青年の得度式も行う忙しさ。
また佐々井さんは龍樹菩薩のお告げを聞き、ナグプール近郊で10年かけ発掘したマンセル遺跡 南天鉄塔。龍樹菩薩によって大乗仏教が成立した地で 日本に伝わった仏教の発祥の地と言われています。
世界遺産「ラジャスタン州のジャイプール旧市街」
2023.5.28 日本テレビ 世界の果てまでイッテQ!
ニューデリーの南西約260kmに位置するジャイプールは、広大なラジャスタン州の州都。2019年に世界遺産に登録された旧市街は約10kmの赤い城壁で囲まれ、「ピンクシティ」と呼ばれる。
約150年前 イギリスの王子を歓迎し 建物をピンク塗り替えたのが始まり。
18世紀にラージプートの藩王ジャイ・シング2世によって建設された。郊外のアンベール城(2013年世界遺産登録)から遷都し、藩王の名からジャイプールと名付けられた新しい都は、ヒンドゥー教、ムガール、西洋の思想を取り入れて作られた。
ハワー・マハルは風の宮殿と呼ばれ、透かし彫りが施された無数の格子窓があり、風を取り込める仕組みになっている。夫以外に顔を見せられない王妃や後宮の女性が ひそやかに町の様子を眺めいていたとらしい。
中心には今も藩王の子孫が住むシティ・パレスがあり、一部は博物館として公開され、黄金や宝石をちりばめた剣など、藩王の威光を伝えています。
旧市街にはジャイ・シング2世が建設し、2010年に世界遺産に登録されたジャンタル・マンタル(天文台)もある。
また ジャイプールはきらびやかな宝石の集積地として有名で 宝石の街 といわれる。
世界遺産 古都アフマダーバード
TBS 2023年9月9日放送 世界ふしぎ発見 インド 幻の泳ぐラクダ大捜索スペシャル
アーメダバード(アフマダーバード)はインドの西部グジャラート州にある都市です。また、インド独立の父であるマハトマ・ガンディーの出身地であり、イギリスからの独立を勝ち取る大きな要因となった「塩の行進」の出発地点でもある。
近郊に「世界で最も美しい」と謳われる、階段井戸「アダラジ・ヴァヴ The Adalaj Stepwell」。水不足の解消のために井戸が建設された。
泳ぐ?!ラクダたちを求めてカッチ地方へ
ブータン
2023年5月27日 TBS 世界ふしぎ発見!ブータン横断大冒険
ヒマラヤ山脈の麓・最後の秘境ともいわれる国ブータン。国連の幸福度ランキングで上位となり幸せの国として知られている。
スタジオにブータンの名物料理「エマ・ダツィ」が登場。青唐辛子をチーズで煮込んだ世界一辛い料理。
東西400km、高低差3000mもある トランスブータントレイル (TBT)は古の巡礼路で物流の道で、最近復活した。ブータンは中国とインドに挟まれた九州とほぼ同じ大きさの小さな王国。ガイドのシンゲ・ナムゲルさんと西の端 ハ県からブータン横断をスタート 天空の城へ向かう。
1階が商店でその上が住まいの集合住宅、国の伝統文化を守ろうとして似たようなデザインが並ぶ。
ブータンの伝統衣装は男性が「ゴ」、女性が「キラ」という装束で公の場では身に付けなければならないなど現在でも独自の文化を守り続けている。
パロ県では 年に一回開催される ブータン最大のチベット仏教の祭典「ツェチュ」が開催され 実に多くの人が伝統衣装に身を包み集まっていた。仮面舞踏「チャム」による聖人に悪霊が鎮められる物語でチベット仏教を伝える。祭りの最終日には見るだけで悟りが開けるという30mを超える 開祖グル・リンポチェを描いた 仏教画「トンドル」が開帳される。
首都 ティンプーは人口約77万人のうち約11万人が暮らす。ティンプーには伝統と景観を守るため「すべての建物は6階建てまで」「電線は地下に埋める」などのルールがあり、信号機がない。
山をのぼりはじめた。カラフルな布は 「ルンタ」で風の馬という意味がある。ルンタには お経が書いてあり、風になびけばなびくほど お経を読んだのと同じような功徳がえられるといわれる。ツァツァという遺骨と粘土で作った仏塔があちこちに置いてある。自然に還る輪廻転生が信じられていて、墓は存在しない。
シャクナゲが咲いていた。ヒマラヤに自生するシャクナゲはなかなか目にすることができないので 「高嶺の花」の由来になっている。ブータンにはシャクナゲが47種類もある。ネパールの国の花もシャクナゲだったので、いまブータンはブルーポピーに変えたという。
標高3500mのルンチュチェ寺にやってきた。晴れていれば 世界最高の未踏峰 ガンガー・プンスム ngkar Pünzum(7570m)が見えるはずだった。
プナカ県へやってきた。標高1200mへおりてきた。高低差があるため 気候が違い プナカは亜熱帯気候だ。かつては首都を冬の間、ここに移したこともあった。
チミラカン Chimi Lhakhang は子宝が恵まれることで人気のお寺。マニ車があり お経が入っていて1回廻せば1回お経を唱えたことになる。小さいお坊さんがチベットホルンを奏でている。寺に住み込む子どもの僧侶が30人ほどいた。ブータンには兄弟の1人が僧侶になる習慣があった。
中央ブータンへ。ここから先は3000m以上の高原が続く。小さな町には泊まれるホテルもほとんどなくホームステイ。主に女系家族のブータン。どこの家にもお寺のような仏間があるという。グル・リンポチェのご加護があるよう ブータン式のお祈り 五体投地も教わった。世界一辛い料理のエマ・ダツィも頂いた。ブータンでは唐辛子は調味料ではなく野菜。だからこそ丸ごと食べるのが当たり前。体がポカポカするから標高の高い寒い地域には良いのかもしれない。ブータンの蕎麦 プタ も辛かった。
ここから先の東ブータンは観光客の2%しか足を踏み入れないという秘境。その道程は車を使っても1日がかり。しかも一歩間違えれば真っ逆さまの断崖絶壁。出発から4時間 トゥムシンラ峠が見えてきた。この富士山とほぼ同じ標高を超えると東ブータンへ。断崖絶壁の岩肌を流れ落ち落差100m以上の滝。
ブータンでは食事の前に手のひらでご飯を丸めて汚れを取り 犬に施す習慣がある。
崖に建てられた天空の城のタシガン・ゾンに到着し、眼下にチベットやインドに続く川が見渡せる。タシガン・ゾンは17世紀に交通の要所だった場所に作られ 外敵を守った。
ネパール
TBS 世界遺産 カトマンズ盆地 〜 神々と生きる ヒマラヤの3つの古都
「カトマンズの渓谷」はそのネパール最大の盆地で、標高約1,350mの高地にありながら、一年を通して温暖な気候に恵まれています。カトマンズ盆地はもともと湖で、肥沃な、そして緑豊かな土地です。古くから交易・文化の要衝でした。ヒマラヤから岩塩がインドから香辛料が運ばれ交易が盛んだった。
ヒンドゥー教と仏教が共存する独特の宗教文化を育んできました。マッラ王朝時代の15世紀、3人の王子がカトマンズ、パタン、バクタプルにそれぞれ王国を築いた。2015年の大地震により、多くの歴史的建造物が損壊したが、古都は美しくよみがえっていた。
世界遺産 「カトマンズ盆地」は3つの都市と4つの寺院からなっています。
■カトマンズ
・ボダナート ネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔(ストゥーパ)、高さが36mもある。不思議な「仏陀の知恵の目」が描かれており、仏舎利にはブッダの骨が埋められていると言われる。 マニ車を回転させることで読経し、お祈りしていることになります。五体投地をしている人もいました。
・ダルバール広場には60もの歴史的構造物があった。 地震で土台だけになったが 修復されていた。
・旧王宮も修復されていた。
・カスタマンダップ寺院はネパール最古の建築物です。カトマンズという都市の名前も、この寺院に由来する。広い空間は 古くから交易を行う商人の無料宿泊所でした。
■バクタプル
ネワール文化が色濃く残る王都
ここは中世の町並みが残っていて、ネワール彫刻の傑作と言われる「孔雀の窓」など、ネワール族の建築物や彫刻を見ることができます。人口の約8割がネワール人です。
カトマンズ盆地の伝統建築の多くはレンガと木材を組み合わせてできています。こうした建築物を作り続けてきたのは 盆地に住む ネワール族です。今も彼らが修復を行っています。
■パタン
・パタン ダルバール広場に 建つ ナラシンハ寺院、ヒンズー教のライオンの頭を持つ神 ナラシンハを祀る。創建から数百年経ち 劣化した赤レンガを交換します。白い漆喰で修理されていたが 全て当時のままに修復します。赤レンガは600もの形・大きさがあります。建物の中心を貫く太い柱は当時のまま使い、 垂木をはめ込み 木の楔で固定。木材はネパールのサラノキ 耐久性があります。1本1本に ヒンズーの神の木彫りがあるものを 修復して元に戻します。
ネパールには「クマリ」と呼ばれる少女の生き神がいます。クマリはネワール族という古くからこの地に住んでいる仏教徒の民族から選ばれ、初潮を迎えるまでつとめます。クマリは額に「第三の目」のような印を付けている。また街や村ごとに 多くのクマリがいます。特に古都カトマンズのクマリは王制時代には「ロイヤル・クマリ」と呼ばれ、王も崇拝する特別な存在でした。今でもカトマンズの「クマリの館」と呼ばれる建物に住んでいて、これも世界遺産に登録されています。
バングラデシュ
TBS 2024年7月14日放送 世界遺産 シュンドルボン 〜 トラが暮らす世界最大級のマングローブの森
ヒマラヤに源を発したガンジス川はインドとバングラデシュにまたがる広大なデルタ地帯を経てベンガル湾へと注ぐ。そのデルタ地帯の約6割がバングラデシュにあり世界遺産シュンドルボンとなっている。最大で4mにもなる干満の差は独特な環境を生み出し、世界最大級と言われるマングローブの森、潮の満ち引きに合わせて生きる動物たち。そして森には絶滅危惧種のベンガルトラが生息している。
粒子の細かい泥が河口に積もり、内陸では肥沃な畑や田んぼになっている。