NHK BSP 「世界遺産 時を刻む」「空からクルージング ポルトガル世界遺産を巡る旅・ヨーロッパの街や村・城と宮殿・教会」 を見ました。
紀元前4~3世紀 ポルトガルの地中海沿岸はアフリカ カルタゴの侵攻を受け、ローマ帝国の支配をうけ、中世にはゴート人、イスラム勢力の支配を受けた。15世紀 大航海時代に貿易で巨万の富を手にしました。
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空からクルージング ポルトガル世界遺産を巡る旅
●ロカ岬:ユーラシア大陸最西端で ポルトガル人に「地の果て」であり「海が始まる場所」だと信じられていました。夕日をひと目見ようと多くの人々が訪れます。
●ギマランイス旧市街(世界遺産)
・ギマランイス城:この城で初代国王アフォンソ1世が生まれた。
●ポルト:国名の由来になっている ポルトガル第二の北部の港湾都市。ポートワインの積出港になっている。
・ポルト歴史地区(世界遺産):
・ドン・ルイス1世橋(世界遺産):道路・鉄道併用橋で、ドウロ川に架かっている。
・モヌメント・デ・サン・フランシスコ教会(世界遺産):壁や柱は金箔で覆われた木工細工が飾られている。長崎の殉教者の祭壇 キリストの系図などある。
●コインブラ:中部の古都
・コインブラ大学(世界遺産):丘の上にあり 1290年創設でヨーロッパで最も古い大学の1つ。学生の伝統的な制服は黒いマント。大学が作られる前は宮殿だった。
・ジョアニナ図書館(世界遺産):バロック様式の金泥細工の図書館。世界で最も美しい図書館の1つ。16~18世紀の貴重な本が凡そ6万冊納められている。

●バタリャ:「戦い」の意味 1385年 王位継承問題を巡りポルトガル軍はスペインのカスティーリャ軍と戦い勝利を収めます。
・バターリャ修道院(世界遺産):歴代指揮をとった建築家は15名。100年以上の歳月をかけ
●プラガ
ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ教会(世界遺産):巡礼者が絶えない 577段の階段を上り聖堂へ
空からクルージング ヨーロッパの街や村
●モンサント:「最もポルトガルらしい村」マグマで噴出した岩の中に家がある。山の上の要塞だった。
●プライア・ダ・コスタ・ノーヴァ:縦縞の壁の家が並ぶ漁師の街
●オービドス:古代ローマ時代栄えた街で、花で飾られた白壁の家々が可愛らしい。
・サンタ・マリア教会:祭壇を取り囲む青いアズレージョ(タイル)が美しい。城壁で囲まれている。
●アベイロ:運河の街でポルトガルのペネチアと呼ばれる
●ナザレ:世界最大級の波が押し寄せるビッグウェイブスポット。海辺に拡がるリゾート地
空からクルージング ヨーロッパの城と宮殿
●インスア砦:ポルトガル最北部のスペインの国境にある 海賊見張り用の砦
●マルヴァオン城:サン・マメーデ山の山頂に建つ スペインの国境の要塞
●リスボン:ポルトガルの首都でテージョ川の河口に広がる街
・サン・ジョルジェ城:古代ローマ時代に要塞として建設され その後イスラム教徒・キリスト教徒などの城に 14~16世紀は歴代ポルトガル王の王宮となる。城壁からはリスボンの街を一望できる
●ケルス宮殿:18世紀 迎賓館だった。
●カスカイス:「シントラの文化的景観」世界遺産
・シントラ宮殿:真っ白の外壁と2本の大きな塔。王家の夏の離宮
・ペーナ宮殿:19世紀 フェルナンド2世が山頂に造らせた 赤や黄 青などカラフルな色で塗られた宮殿。
・地獄の口:波によって侵食された洞窟
空からクルージング ヨーロッパの教会
●ビアナ・ド・カシュテロ
・サンタ ルシア教会:街を見下ろすサンタ・ルジア山の頂上に建つ。
・ミゼリコールディア教会:16世紀に建てられたルネッサンス様式の病院に隣接した教会 青と白のアズレージョが独特の雰囲気を作る。
世界遺産
ピコ島:「ピコ島のブドウ畑文化の景観」
リスボンの西1600キロの大西洋に浮かぶアゾレス諸島の1つ ピコ島 、ぶどう畑の石垣が網の目のようになっています。そのすべての長さを合わすと8000キロにもなります。今も昔もワインが島の名産品
マデイラ島の照葉樹の森
ポルトガルの首都リスボンから南西に約1000 km 大西洋の真珠とうたわれるマデイラ島。サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの出身地としても知られる。
人口約27万人で 南のフンシャルに多くの人が住む。
この島の北側に氷河期を乗り越えた貴重な照葉樹の森が広がり世界遺産となっている。
マデイラ島は海底4000mから噴火し隆起した火山島で、最高峰はピコ・ルイヴォ(1,862m)。波や風に削られて急峻な崖が取り囲む。
海上の湿った空気が貿易風とぶつかると霧が発生、森は霧に覆われ、シダやコケに霧が触れると、水滴となって やがて川や滝となる。
南側は雨が少なく乾燥しているので 北側の水を南側へ供給する2000kmもの水路網が島中に張り巡らされぶどうが栽培されている。
関口知宏 ヨーロッパ鉄道の旅 ポルトガル
NHK BSP 2017.1 初回OA
10日間かけ ポルトガルを 北から南へ 1800キロ 縦断します。
スペインとの国境の街①ヴァレンサを出発し南へ。スペインからの買い物客が多い。
②バルセロス… いたるところに ニワトリの像
③ポルト・カンパニャン駅 … ポルト:国名の由来になっているポルトガル発祥の地 青いアズレージョの壁画
東に④ポシーニョ … ぶどう畑広がる。スペインから流れてくる ドゥエロ川がある。鉄道計画が頓挫した 渓谷で不思議な古代壁画を見る。
③カンパニャン駅
長距離列車・インテルシダデスが走っており、最高時速220km
⑤コインブラ…ヨーロッパで最も古い大学の1つ
⑥エントロンカメント
⑦カストロブランコ … 岩と共存する村モンサントへ
⑥エントロンカメント… 戦災に遭わずに貴重なSLのある鉄道博物館
⑧サンタレン… 昔海の底だったので 山中でも塩田がある
⑨首都リスボン オリエンテ駅 …リスボンは坂の街、市内は路面電車が行き交う。酒場で歌い継がれる”庶民の心の歌”ファドに胸打たれます。
大航海時代栄華を誇ったリスボン、屋根のないガルモ教会…250年前リスボン大地震で6万人が亡くなった。この後ポルトガルは衰退していった。
⑩カルタス・タ・ライーニャ
⑪バラード・ナザレ・アルコバサ駅 …港町ナザレでは、真水がなく今も 山1つ超え 今もシーツなど洗濯に来ていた漁師の妻たち。 何枚も重ねた民族衣装を着ていて 豪快な伝統の踊りを共に舞った。
⑩カルダス ダ ライーニャ
⑨リスボン
⑫エヴォラ… ポルトガル南東部アレンテージョ地方の古都で、乾いた大地 赤い木の林が目立つ。樹皮を剥いでコルク栓をとるため 9年かけているそうだ。コルク世界シュア 50%以上
⑬ピニャル・ノーヴォ
⑭ファロ…ポルトガルの最南端 アルガルヴェ地方の首都ファロ、太平洋に面している。
⑮アルゴス
⑯ラゴス 10日間 1800km鉄道の旅 終点
西へ30キロ、離れた ヨーロッパの南西の果て ⑰サグレシュ 大航海時代の要塞が残る。海の向こうはアフリカです。
プレミアムカフェ 選 ヨーロッパ 魅惑の島紀行
NHK BSP 2021.7初回放送(2018)
イギリス サーク島
イギリス海峡のフランス寄りにあるチャネル諸島の サーク島 人口 500人くらい。イギリスの王室属領で 最近の2008年まで封建制度が続いていたが 民主制に変わった。
現在のサーク領主 第23代目のクリストファー・ボーモント さんが案内。
車は農業用トラクターなど除いて 使用禁止で、観光客は徒歩で移動。どこまでも広がる空・のどかな自然・石造りの家並みを満喫できる。
世界でも最も美しい星空が見られる、世界一小さな刑務所がある。
デンマーク王国フェロー諸島
デンマーク北部の ヒァツハルス(Hirtshals)港 から30時間、一時領土だったノルウェーを眺め 北緯62度の極北の地 大小18の島からなるフェロー諸島 に到着。住民はノルウェーのバイキングの末裔。フェローは羊を意味し 人より多い7万頭が飼育されている。手つかずの自然が残り ペンギンに似たパフィンが生息し 芝生屋根の家が並ぶ。
デンマークの自治領で首都は最大の島ストレイモイ島にあるトルスハウンに暮らす少女が案内。
7月末に開かれる オラフ祭 ボートレースで競い合い、民族衣装で 唄い踊る。
ポルトガルのアゾレス諸島
ポルトガル本土から西へ約1,500km離れた大西洋に浮かぶ9つの島から形成される絶海の群島です。
空路 テルセイラ島に、バスコダガマの像がある。一時アメリカで暮らしていた青年が案内。
気候は年間を通して温暖で、およそ3万5千人が暮らす アングラ・ド・エロイズモ は大聖堂をはじめ18世紀までに築かれた歴史的景観が残り、世界遺産「アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの中心地区」に登録されている。大航海時代の寄港地で中国からシルクを運んだり 長崎にも来ていた。
6時間ほどで ピコ島へ、上にもありますが この島も世界遺産「ピコ島のブドウ園の景観」 に登録され、ぶどう畑の石垣が網の目のように拡がります。ワインは腐らないので 水の代用品として航海に重用された。ピコ島に隣の島から土を運び シチリアから苗を運びぶどうを育て ワインを作った。
テルセイラ島にあるスパイスやお茶を扱う店 はアメリカ人のため両替屋 銀行の役目を担っていた。捕鯨のためにきており、現地の人が雇われ、アメリカに渡って苦労した人が多くいた。
テルセイラ島で暮らしたいと戻って来る人も多い。
海外公演にも呼ばれる舞踊団がヴィオラの演奏で「サマカイオ」(船の名で 航海の途中座礁して2度と島に戻ってこれなかった)を披露してくれました。
世界ふれあい街歩き☆みんなと牛と生きる テルセイラ島アングラ・ド・エロイズモ
ポルトガル本土から1000キロ、大西洋に浮かぶテルセイラ島の港町アングラ・ド・エロイズモ(英雄達の大きな入江 という意味)。栄華を極めた大航海時代の教会や住居が残る美しい街並みは、1980年の大地震で7割が被害にあいながらも、街の人々の力で見事復興し世界遺産に。ほぼ毎日、大人も子どもも“牛遊び”に興じ、港のみんなで漁の網を準備していた。火山でできた溶岩洞窟を探検。
世界ふれあい街歩き☆なぜか懐かしいポルトガル、誕生の地へ ポルト&ギマランイス
ポルト
ポルトガル第二の都市 ポルト(こちらにも)。ドウロ川を境に 世界遺産に登録されている ポルト歴史地区と ガイア地区がある。
ポルト歴史地区 には 鷹を使って ハトを追い払う人がいた。陽気な女性たちが集う共同洗濯場。ボタン 専門店 のご夫妻。
ポルトガルは第2次世界大戦に参加せず 地震の少なく 大航海時代の成功がもたらした 建築群がそのまま残っている。
・サン・ベント駅 Porto São Bento ホールの壁を彩る約2万枚のアズレージョ ジョアン1世のポルト入城など、ポルトガルの歴史を物語る場面が描かれている。
・ボルサ宮殿 は 証券取引所に使用されてきた。アラブの間の豪華な装飾。
・レロ・イ・イルマオン はアールヌーボー様式の外観と螺旋状の木製階段を備えた、豪華絢爛な老舗の書店。ハリーポッターの作者がアイデアを得た美しい本屋。
・ドン・ルイス1世橋は ドウロ川に架かる 歴史地区と ガイア地区を結ぶ 1886年建造の二重構造橋。上層からの景色は絶景で 電車がすぐ傍らを通る。
・対岸のガイア地区には ポートワインの所蔵庫が多く残り、運んだ船着き場も。
・ポルト大学の 学生音楽隊。13世紀から続く民族音楽のバンド。
・セラ・ド・ピラール修道院
ギマランイス
ポルトガルの初代国王・アフォンソ一世が生まれたギマランイスの旧市街は世界遺産に登録されている。
「ポルトガル、ここに誕生す」の一文が記された建物は 改修中だった。
・ノッサ・セニョーラ・ダ・オリヴェイラ教会 Igreja de Nossa Senhora da Oliveiraは14世紀に建てられた ロマネスク様式とゴシック様式が融合した壮麗な教会。「水飲み場で無駄話をしないようにと窓枠に飾られた像がある。
・オリヴェイラ広場の先のサンティアゴ広場の周りに建てられや14~15世紀に建てられた建物には今も人が住んでいる。
・復活祭の支度でにぎわう市場で見つけた バカリャウ(塩漬けにした干し鱈)
・アフォンソ一世の紋章は地元サッカーチームのヴィトーリア・ギマランイスの エンブレムになっている。
・ギマランイス城は初代国王が生まれたところ。
・ブラガンサ公爵館 Palace Duques de Bragança は国王の子孫が住んだ館。紋章が傾いているのは 本妻の子でなかったから。
・父子が営むアンティークショップでお宝発見?