ヨーロッパにも多くの温泉がありました。日本と違い 皆さん水着を着て入浴していました。渓谷の川だったり、滝や洞窟だったり、とても広かったり 古代からあったりしました。 脱衣所もない秘湯が多くりました。Googleマップで探せ出せないところがあります。
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関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅(ハンガリー 温泉)
NHK BSP 2016.9 初回放送
■ケストヘイに外国からも多くの湯治客が訪れる有名な温泉があります。温泉に向かうと なぜか多くの人が 浮き輪を持っていた。ヘーヴィーズ温泉湖という 地底から湧き出る温泉水の不思議な湖です。東京ドームがすっぽり入るくらいの大きさで 紀元前にローマ人が入った痕跡が残る。水温は32度 ちょっとぬるめのお湯でした。
世界ふれあい街歩き 選「文明の十字路 ソフィア〜ブルガリア〜」
NHK BSP 2016.9 初回放送
ブルガリアの首都ソフィア。ヨーロッパで最も古い都市の1つ。紀元前から東西の人々が行き来してきた文明の十字路でした。
かつて ブルガリアは19世紀末まで 約500年間 オスマントルコ帝国に支配下にあり バーニャバシ・ジャーミー と呼ばれるモスクが残っている。名前の由来となったバーニャはお風呂という意味。近くに温泉が湧き出ていた。近辺にある縞模様の建物は 元ソフィア中央温泉浴場で、現在は 歴史博物館になっています。街中の 古くからある 温泉の出る水道。
ブルガリアは温泉大国で源泉の数は1600を超えます。いちばん有名な温泉地がヴェリングラッド。ソフィアからバスで2時間、山のふもとにあり 素朴な田舎町で高原リゾートです。
1751年にオスマン帝国が造った浴場 クレムチュナ、ドーム状の天井が開いていて、日光が差し込んでいてトルコっぽい感じです。道端の蛇口から出る温泉で卵やじゃがいもをゆでている人がいました。
街の外れの洗濯場では温泉を使って じゅうたんや毛布を洗い、湧き水が流れ込む巨大な“洗濯機”で豪快にすすいでいました。
アイスランド
アイスランドは北欧の島国で、火山、間欠泉、温泉、溶岩原を擁する大自然で知られています。面積はは北海道よりやや大きく 人口は36万人。
バイキングたちが住み着いていたが その後ノルウェー・デンマークの支配が続いた。第二次世界大戦中に独立した。
■レイキャビク:アイスランドの首都で エネルギーの大部分を地熱発電でまかなっています。ブルーラグーンは世界最大の露天風呂 乳白色の温泉で多くの観光客を集める。
■シンクヴェトリル国立公園:アイスランドは、世界でも珍しく海嶺が地上に出ています。ユーラシアプレートと北米プレートが大地を押し広げ、各地で「ギャウ」と呼ばれる大地の割れ目が見られます。
シンクヴァトラヴァトン湖の「シルフラ」には、2つのプレートの狭間に岩石でろ過された氷河の水が湧出。150m先まで見通せるほど澄み切った水を湛える。930年にノルウェーからの移住者によって民主的な全島集会「アルシング」が開かれた歴史的な場所としても知られ、これが世界最初の民主議会と評価され、文化遺産として世界遺産に登録されている。
■ゲイシール:ハウカダール渓谷の地熱地帯にある間欠泉で
■黄金の滝グトルフォス:氷河から幅70m、最大落差30mに渡り、白い水煙を上げながら轟音とともに流れ落ちる。
■スルツェイ島は、1963年に海底火山の噴火により出現したアイスランドの南にある無人島です。2008年に世界遺産に登録されました。
■ヴァトナヨークトル国立公園 – 火と氷の絶えず変化する自然 が世界自然遺産として登録されました。
ヨーロッパ秘湯ジャーニー
★スロバキア・ハンガリー・ルーマニア編
NHK BSP 2022年12月17日放送
秘湯を探すイギリスの ベン(28)とルーシー(27)が中古キャンプワゴンに乗って5000キロの旅に出る。50日間かけ ヨーロッパ大陸を東に向かう。断熱材を入れ キッチンを整えた車で 車中泊をして 1日3000円の予算で缶詰や土地の食材で料理を作る。ヨーロッパでは水着を着て混浴です。日曜日は旅は休みで 湖のそばでゆったり過ごす。2人は大学の写真コースで2年プロジェクトして 卒業後、旅行をしたいという思いが一緒だった。
9月中旬 イギリスを出て、ドーバー海峡を渡り フランス ドイツ オーストリアを経てスロバキアへ。
■スロバキアは国土の半分以上が山岳地帯で北西部 リプトフ地方 2000mの山々が連なる タトラ山脈から豊富な地下水が温められ温泉として出てくる。
ふもとの森の中にあるカラメニー温泉 湯温は33度 湯船は広い。30年前に村人が井戸を掘っていた時に温泉が出てきた。その後村人の協力で温泉池をつくり 何時でも誰でも入浴できる。
車で30分のリプトフスキー・ヤーン それぞれの村に温泉がある。
カジャ温泉 は湯温24度 けして温かくないが、底からたくさんの炭酸ガスや硫黄を含んだ水が湧き出し 強力に皮膚に刺激与え 焼けるような感じがする。地元の人は 毎日 目の前の8度の川に入ってから入浴するといい、 55歳で高校教師を退職して25年間毎日温泉を楽しみ 若さを保つ秘訣のようでした。多くのサーカー選手やアスリートが理学療法士の指導でやってくるという。
■ハンガリーに入り ドナウ川を渡り 首都ブダペスト市内に 1913年に建てられた 温浴施設としてヨーロッパで最大規模を誇るセーチェーニ温泉がある。 宮殿のようなネオバロック様式の豪華なテレジア・イエローの建物で 広大な敷地内には、露天風呂が3か所、屋内風呂が15か所ある。家族連れやカップルなど世界中の人々が朝から晩までプールのような風呂で楽しんでいます。温泉の湯に浸かりながらチェスができます。
ヘーヴィーズ温泉は 街の人が浮き輪を持って 46000㎡もある まるごと湖の温泉に入る。湯温は30度で深さは2~38m 安全のための浮き輪でした。湖底から1時間に140万リットル以上噴き出し 3日で入れ替わる。古代ローマの皇帝が幼少期訪れ病気を治したという伝説がある。
■ルーマニア南西部 チェルナ峡谷にある 温泉保養地 バイレ・ヘラクラネは、ローマ神話の英雄ヘラクレスが怪物を退治した時に傷を負い、この地に湧く温泉で体を癒したという伝説が残っています。
川沿いに湧く グロパナ・デラ・ポット温泉は硫黄分の多い湯温45度の温泉で お湯の表面に白いものが固まっていました。川の音を聞きながら入浴。ヨーロッパ中から温泉好きがやってきてました。間節炎に効いて 体を温め冷たい川に入ると血流が良くなるそうです。
対岸の建物 Old Baths Neptune は1866年に オーストリア・ハンガリー国王のフランツ・ヨーゼフ1世が建てた 王侯貴族のための温泉。エリザベートも何度か来ていた。ルーマニアの体制が変わり 20年前から誰も管理せずに廃墟になっていた。それをNPO法人を作り 寄付を募り修復している途中です。
★セルビア・ブルガリア・トルコ編
NHK BSP 2023年1月31日放送
■セルビア
ドナウ川を渡り 10月セルビアに入った。セルビア語はロシア語に似ていて Banjaは温泉です。南部の美しい自然に囲まれている 人口270人のルコボ村のルコボ温泉 Lukovska banjaは川沿いに湧いて 人の手が加えられていない。川のせせらぎの中 温泉に入る。ここの湯温は熱かったり 温くなったり 川の水が混じったりする。湯温45度と40度でした。前回来たときは 腕は冷たく 足元はやけどしそうだった。近くに湧き出た湯の成分が固まり島のようなものができ、その周りで湯気にあたったり 手をお湯につけ温めてゆっくりくつろぐ。お湯の噴出しているところに樽を逆さに置いて 穴から出る湯気を喉に当てていた。ベオグラードの医師に勧められ療養に来ていた。
車で3時間ほどのピロトで3年前知り合った友人と待ち合わせ、5km離れた 渓谷に向かう。紅葉の崖道を歩いた先に ダグバニゥア温泉 Dag Banjica があった。知る人ぞ知る名湯で 古代ローマの兵士がここで治療したといわれる。湯温29度でちょっとぬるめ。この温泉にはヘビ・カエル・魚・藻などが住み 入るのに勇気がいる。地元の人達の憩いの場で 肌・精神にいいそうです。都会の騒がしさから離れ 健康的に暮らせる野性味あふれる温泉でした。
■ブルガリア 畑の中をずっと走り 真っ赤なパプリカを一面に干してあるところがありました。ここで車が故障 ベンが直せず 整備士のルーシーの父親のアドバイスを電話で受けても直らなかった。インターネットを見たりしているうちに エンジンが冷えたのか走れるようになった。
南に行くと季節が戻ってきた。現在17度 東に進み黒海を目指す。
バルナ VARNA は黒海の沿岸の街で、多くの温泉がありブルガリア屈指の観光地と知られ 源泉の湧くホテルが建ち並ぶ。海岸にある ギョル「大きな水たまり」The Hot Waterは誰でも無料で入浴できる。湯温は40度 海からの潮風が気持ちいい。朝早くから 多くの人がのんびり入浴を楽しんでいた。有志の人がシャワーやベンチや荷物かけを手作りで設置していた。ロシアのシベリア出身の男性のお宅に招かれる。南に長い距離を進む。
■トルコに入って イスタンブールを目指す。バザールを見てボスポラス海峡をわたり アジア大陸に入る。 600km南下 白い石灰岩で囲まれた天然温泉 パムッカレ石灰華段丘は世界遺産に登録されている。温泉の中の炭酸カルシウムの沈殿物が40万年かけ積み重なり 棚田のようになっていて 、一部の場所は裸足で棚田の中を歩くことができます。湯温は35度ですごく滑らかで気持ちが良かった。
一番上にヒエラポリスという遺跡がある。2世紀頃 ローマ帝国の温泉保養地として栄え、度重なる地震で破壊されましたが、ローマ劇場、ローマ浴場など現在遺跡として残っています。
2人は「温泉は国や民族の壁を取り払ってくれる。次はどこに行こうか?」と考えながら 旅を終えた。
NHKの旅番組「ヨーロッパ秘湯ジャーニー」のセルビア・ブルガリア・トルコ編が1月31日(火)20時からBSプレミアムで放送されます。
— セルビア暮らしのオヤ🇷🇸 (@OYArilje) January 24, 2023
イギリス人のベンとルーシー @rustyroadtrips がヨーロッパの秘湯を探す旅の後編です。今回セルビアでコーディネーターを務めさせていただきました。ぜひご覧ください! pic.twitter.com/9UGo2l4b41
★フランス・イタリア・アルバニア・ギリシャ編
NHK BSP 2021年12月 初回放送
秘湯を探し求めるイギリスの若者2人が古いキャンプワゴンに乗って5000キロの旅に出る。フランス、イタリア、アルバニア、ギリシャを巡る50日間。
■フランス
・イギリスのコーンウオールを出発、ドーバー海峡を渡り フランスに入る。南下して スペインのとの国境にあるピレネー山脈を目指す。3000m級の山々が連なる ピレネー山脈。「ステキな景色に出会ったら写真を撮る。気に入った場所を見つけたらそこで眠る」。秘湯に行くのは朝一番がオススメ。 ピレネー山脈の中腹にある秘湯、知る人ぞ知る秘湯で 谷底に山道を歩くこと20分でたどり着いた。プラット=バラゲ は山の斜面に沿って 10個以上の湯船がある。源泉は70° 下の湯船に行くほど湯温が下がる。水の音と緑の木々に囲まれ湯船に浸かる。
・車で20分ほどの エウスで ネットにも上がっていない とっておきの秘湯を案内してもらった。 山道を歩くこと15分、小さな滝温泉は谷を囲む いたるところから 湯が沸いていた。ここで瞑想すると 自分が解放され自然の中でリラックスできる。
2人はイギリスで働き 旅の資金にしている。古いキャンプワゴンを自分たちで整備している。今回もエンジンが突然 止まってしまった。 修理屋はバカンスに入ってしまい、途方に暮れたが ルーシーの父親のアドバイスを得て動き出した。1日3000円で車中泊をしながら旅を続ける。アルブス山脈を越えイタリアに入る。
・セール・ポニソン湖 で泳ぐ。アルプスの中腹にある フレンチ・アルプス は標高があり 8月の朝 6°しかない。
■イタリア
・カンカーノ湖に到着。ここまで3000キロ走ってきた。
・ボルミオは古代ローマからの温泉地として栄えてきた。SNSの友人は1年前からここに住んで 毎週のようにスノボや温泉を楽しんでいる。車で20分 14世紀からある交易に使われた街道のそば、渓谷の川沿いに湧く温泉は、レオナルド・ダ・ヴィンチが訪れたという記録も残っている。(古代ローマ浴場の趣を伝える、レトロな ホテル バーニ ヴェッキ)
・600キロ南下、ヨーロッパを代表するトスカーナの サトゥルニア温泉。ここは、紀元前9世紀からの無料の露天風呂です。棚田のような石灰棚へ温泉水が勢いよく流れます。ここの泥パックは肌がツルツルになります。
■アルバニア
深夜2時 フェリーに乗りアドリア海を渡りアルバニアに。30年前まで鎖国政策をとっていて「ヨーロッパの秘境」とも言われる。人口は280万人ほど。この国にはあまり知られていない穴場の温泉がたくさんある。
港から南に200キロほどの渓谷に向かう。世界遺産「ベラトとギロカストラの歴史地区群」に指定されている ベラトの旧市街地は、オレンジ色の屋根に白壁の家屋が同じ方向に向かって立ち並ぶ美しい町並みで、オスマン帝国時代に整備されました。
石橋を渡り 渓谷沿いに湧き出る秘湯 ベニャ温泉、豊富なお湯が湧きだし 天然掛け流しの温泉です。お湯の温度は30°ほど いつまでも入っていられます。朝早くから地元の人が訪れる。
渓谷沿いに500mに渡って湧いています。上流には川を歩いて行きます。神父の温泉には石灰岩の断崖の下にあります。
国境近く 、なんとルートは川の中、晴天が続いていたので、サランダポロ川を運良く進むことができた。川に温泉が流れ込んでいた。地元の人が案内してくれて 山の斜面に 1922年当時王だった レスコビクの温泉があり 今は廃墟になっていた。オスマン帝国時代から ここが源泉で、レスコビク温泉 Llixhat e vjetra /Thermal Water は70年前まで大きなホテルや病院が立ち並んでいた。その後紛争があって立ち入れない地域だった。
さらに この渓谷には 洞窟の温泉 Thermal Waters がいくつもあり 目の前がギリシャとの国境で 秘湯中の秘湯だった。
■ギリシャ
新しい町に入ったら 市場で新鮮な野菜を手に入れた。
ギリシャ中部に位置する テルモピュレは紀元前5世紀にギリシャ軍とペルシャ軍の戦いが行われた場所で 総勢210万と言われるペルシャ軍を たかだか7000人で迎え撃ったギリシャ軍の英雄達が眠る地です。実はヨーロッパで温泉を意味する「テルメ」の語源もギリシャが発祥です。勢いよく流れる川全体がテルモピュレ温泉です、 上流の源泉では42° のお湯が湧き出ていて、さらに川沿いの他の場所からもお湯が流れ込み下流までほとんど下がらない。上流には勢いよく流れる温泉の滝がありマッサージになる。テルモピュレ一帯は他にも数多くの温泉が点在していて 旅人達の隠れた人気スポット。紀元前5世紀 医学の父 ヒッポラクテスによって効能が伝えられている。硫黄を多く含み リューマチや関節炎などさまざまな病気に効果があるといわれる。
ここから車で10分のダマスタ温泉 は広々とした温泉で、地下から硫黄を含んだ湯が大量に湧き出ている。ギリシャ神話で女神アテナが英雄ヘラクレスの傷を癒やすために贈ったお湯という伝説が残る。
フェリーでアテネ郊外の港から4時間でサントリーニ島に。断崖に並ぶ白い家々。サントリーニ島の沖にあるパレアカメニ島(ボルケーノ)の 1人だけの住民に出会った。40年前からヤギと暮らしていた。海の中のオレンジ色のところが海中温泉だった、酸化鉄を多く含んだお湯が入江を赤茶色に染めていた。
5000キロの旅が終わった。
TBS世界遺産✯ヨーロッパの大温泉都市群 〜 ヨーロッパの名湯 温泉の街めぐり
2024.3.24 世界遺産 「ヨーロッパの大温泉都市群」
古代あるいは中世以来の歴史を有する鉱泉を持ち、18世紀初頭から1930年代にかけてスパ文化を飛躍させた7か国11のスパ都市を登録した世界遺産。
ドイツ
ドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)は1年を通してひんやりとした空気に包まれる。ローマ時代から栄える バーデンバーデンは、現在もヨーロッパ有数の温泉リゾート地として、国外からも多くの観光客が訪れる。ドイツ語で「バーデン」は「入浴する」を意味し 一帯には12の鉱泉がある。
フリードリクスバートは19世紀のルネッサンス様式の豪華なドームの真下に ローマン・アイリッシュ浴場があって、列国の王族も訪れていた。プライベートのスパもある。地下には古代ローマ時代のローマン・バス遺跡が保存されている。3世紀にカラカラ帝が建設したテルマエ(公衆浴場)の跡で、貯水池やプール、各種浴室、サウナ、床暖房などさまざまな施設・設備が発見されている。
ブレナーズ パーク ホテル&スパ は1872年の開業以来、伝統的なエレガンスと素晴らしいおもてなしを提供する由緒ある五つ星ホテルです。
バーデンバーデンは18世紀後半になって再興され、フランス革命以降の革命で追われた貴族や富裕層を受け入れてヨーロッパ随一のスパ都市へ発展、上流階級の社交場、避暑地となって「ヨーロッパの夏の首都」と呼ばれた。音楽や演劇・オペラといった 温泉エンターテイメントシティになっている。
イタリア
イタリアには「テルメ」と呼ばれる温泉保養施設が各地にあります。
トスカーナ州は火山地帯で ビアンカーネ自然公園 の サトゥルニアの温泉は古代ローマ時代から愛されている階段状の温泉です。
モンテカティーニ・テルメは 古代ローマ時代から温泉があった街。温泉街が誕生したのは250年前。テットゥッチョ温泉 Terme Tettuccioは1781年頃に建設された大理石の列柱が並び 中庭がある。この温泉は 30℃くらいの温い温泉で 浴びるのではなく 飲泉で、4つの源泉がありそれぞれに蛇口があるという。かなりの硬水でしょっぱさを感じるが、多くの人が朝から訪れている。ここは常駐医の指示に従って温泉水を飲む 飲泉を続けるため 1~2週間滞在するので 施設が整っている。
山の上に宿泊する人のために ケーブルカーが120年前から整備されている。イタリアを代表する作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが過ごした家が、現在はホテルになっていて、ヴェルディは療養のために一夏を過ごした。
チェコ
チェコ・ボヘミア西部の都市 カルロヴィ・ヴァリ。川に沿って温泉街があり 18世紀からヨーロッパ各地から大勢が保養に訪れる。豊富な湧出量を誇り、地下2000mから噴き出す ヴジードロ間欠泉 列柱のある建物の中にあって 73℃の高温で 毎分2000リットル噴き出し 入浴出来ない。ここにも蛇口があって 飲泉出来る。売店にはデザインの異なる専用のカップを売っていて 飲むときは取っ手に開いた穴から飲む。