GoogleマップでWeb旅行! 韓国の世界遺産

テレビで見た 韓国の世界遺産 済州島の火山と溶岩洞窟群、街道をゆく 「湖西のみち・韓のくに紀行」の備忘メモです。
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世界遺産 済州島の火山と溶岩洞窟群 〜 海に浮かぶ火山 済州島の秘密

TBS 2022.11.27
韓国済州(チェジュ)島は「東洋のハワイ」と言われる美しい海に囲まれたリゾートアイランドで、火山活動が生んだ不思議な地形の公庫。世界遺産「済州島の火山と溶岩洞窟群」に指定されている 韓国の最高峰 標高1950mの漢拏山(ハルラサン)、島にある火山はおよそ360もあり 地底には迷路のように溶岩がつくった洞窟が広がる。
ハルラ 秋は紅葉の絶景ですが かつて噴火を繰り返していて 山頂には2万5000年前に噴火した 直径550mの火口が残る。大量の溶岩が流れ出し 独特な地形が見られる。屏風岩といわれる崖は溶岩が固まるとき固まり 無数の柱のようになった。側火山と言われる小さな火山が360もある。
側火山 コムンオルム からも大量の溶岩が何度も流れ出て 積み重なっている。

空から見ると王冠のように見える 側火山 城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)は、浅瀬の海で噴火し 波で削られて直径600mの火口部分だけが残った。
島の西海岸の水月峰(スウォルボン)は火山灰が何層にも堆積 ミルフィーユのようです。

2005年に海岸近くで工事中 偶然穴が開いて 発見された洞窟 は全長3.4kmの巨大な溶岩洞窟。その先に全長800mの巨大な洞窟湖があり 湖の水は真水と海水が混ざり合っていることが判かった。洞窟は海とつながっていたのだ。
海沿いまで流れた溶岩は 柱状節理の崖になっている。砂地はなく 水中にも 柱状節理があり その下に洞窟がある。これらは溶岩が流れ 空洞が出来 のちに水面が上昇したとみられる。

龍泉(ヨンチョン)洞窟 溶岩洞窟に なぜか 石灰岩の洞窟で見られる鍾乳石がある。洞窟の上に堆積した白い砂は 貝殻が砕けてできた石灰質の砂で海から風で運ばれもの。それが雨で溶かされて、地下にしみ込み白い鍾乳石になった。
万丈窟(マンジャングル)は世界有数の溶岩洞窟 全長は7km余り、波のような模様が残っている。

UnsplashValery Rabchenyukが撮影した写真

街道をゆく 「湖西のみち・韓(から)のくに紀行」

NHK BSP 初回放送 1997年10月
原作・司馬遼太郎
日本民族のルーツを求めて、近江 琵琶湖畔の湖西の道 から韓国へと渡りました。琵琶湖西岸の小さな港町北小松 は古代に朝鮮半島との関わりがありました。朝鮮半島から伝わった石組みの技術が残っている。近江最古の白鬚神社。白鬚は新羅のことという説がある。

司馬遼太郎は、古代の朝鮮を体感しようと、韓国の農村を巡る旅に出た
ソウル:兵隊の時 京城とよばれたその地のレールの上を通過した。
タプコル公園:韓国独立運動の発祥の地、日本が植民地化した時代 創氏改名政策を行っていた。

釜山の近郊の金海(キメ) 6世紀中頃まで栄え 日本に多くの文化を伝えた 伽耶(カラ)国があった。その面影を残す駕洛楼 天平の時代のようだった。
始祖の首露(スロ)王の墓所 首露王陵を訪ね、拝礼する多くの人々を見て、李朝という儒教国家が続いているような錯覚を覚えた。

新羅の都があった慶州(キョンジュ) 300もの古墳のうち 第38代王の掛陵訪ねる。

「日本人の館」という村名がある。 倭館邑秀吉の朝鮮出兵時 日本軍の兵站基地がここに設けられたことに由来する。倭館は洛東江(ナクトン川)の西岸にあり 交通の要衝でした。
倭館が 1951年朝鮮戦争で焼かれ 東岸に移った。西岸のウエグアンは今なお軍事拠点になっている。

大邱近郊の友鹿洞(ウロクトン)という 日本の農村のような村には、秀吉の朝鮮出兵時に 沙也可(さやか)という日本人の武将が 朝鮮側にたって 日本人と戦った人の子孫が農業を続け 住んでいた。年に一度の祭礼に 儒教の学者達を招いている。

百済の旧都・扶余では、天智天皇の時代 唐と新羅の連合軍侵略された百済の救援に向かった日本軍は白村江で戦いに大敗した。

滅亡した百済から日本に亡命した王族 鬼室集斯の墓が 近江の山村に 鬼室神社となり あった。多くの百済人の亡命を受け入れた。

ゲッボル:韓国の干潟 〜 自然の驚異!絶景の赤い干潟

2024.4.29 TBSの世界遺産
世界遺産「ゲッボル:韓国の干潟」は韓国の南西海岸と南部の東黄海に位置し様々な地形に生まれた4つの干潟が世界遺産に登録されている。干潟とは潮が引くと海から現れ潮が満ちると海に沈む浅瀬のこと。
・新安干潟
・高敞干潟
・宝城-順天干潟
・舒川干潟
中でも1000を超える島々の周囲に生まれた新安干潟の総面積は11万ヘクタールあり、日本の有明海の干潟の5倍の広さを持つ。塩生植物「シチメンソウ」が秋に紅葉すると 赤い絨毯を敷き詰めたような絶景になる。さらに砂や小石が堆積してできた長さ2kmを超える砂州は、干潟に横たわる巨大な白い蛇のようだ。そして川や海が運んだ植物プランクトンや有機物などの栄養が豊富な干潟には、渡り鳥や固有種など多様な生き物が暮らしている。
干潟を生んだ気候変動、約1万2000年前の氷期が終わると海水面が上昇し黄海と朝鮮半島が誕生。やがて川から流れ出した泥や砂が堆積して南西部の海岸に干潟を生む。1000以上の島が浮かぶ新安の海には泥の堆積物の厚さ25m、総面積11万haの干潟が生まれた。