GoogleマップでWeb旅行! インドネシア・フィリピン・ベトナム・タイ 東南アジアの世界遺産

テレビで見た 東南アジアのインドネシア・フィリピン・ベトナム・カンボジア・タイetc の世界遺産・鉄道の備忘メモです。
Googleマップで南西アジア旅行★インド・ネパール・アフガニスタン・ブータンetc(こちら)
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インドネシア

世界遺産 時を刻む 選「インドネシア こころを映す潤いの棚田 調和」

NHK BSP 初回放送 2013年3月
世界遺産「バリ州の文化的景観 : トリ・ヒタ・カラナ哲学に基づくスバック灌漑システム」
バリ島の南部は美しいビーチで世界中から観光客の集まるリゾート地です。代表的なクタ・ビーチ
バリ島は数々の火山が連なってできた島。
ジャティルウィ ライス テラス は303haあるバリ島最大の棚田。「スバック」とは 灌漑用水を管理して分け合う水利システムのことで、9世紀からこの地で継承されてきたもので 田植えもお互いに無料で手伝い合います。赤道直下のバリは 二期作、三期作が行われ 水牛で 茎や雑草や水牛の糞をすき込み 有機農業です。
それは神・人・自然の調和を重視するバリ・ヒンドゥーの哲学「トリ・ヒタ・カラナ」に基づいている。
小作農家の中3の娘は草刈りをする 父のそばで花を摘み ヤシの新芽をとって家に戻り ヤシの葉でカゴをのようなものを作り チャナン・サリと呼ばれるお花のお供え物を12個つくり、庭の一角の屋敷寺に線香と備える。
田植えから3ヶ月で稲刈りを迎え 穂先だけ 手鎌で刈り取り 残った茎はすき込む。1haから年間550kgの収穫があり ほとんど自家用です。高床式の小屋で小さな窓から 米を出し入れ 日にちも決まっていて ネズミなどの被害防ぐ。赤米・黒米も有り 白米に1割ほど混ぜ蒸して食べる。お米のスイーツもある。
中学校は祝日でお休みだが 民族衣装で サラスワティ 学問と芸術などのヒンズー教の女神に感謝する。
学校も勉強もお休みで聖なる水が配られる。翌日 棚田の水源の滝に入り15度の水で身を清め沐浴すると美にあやかれるという。

■ウルン・ダヌ・ブラタン寺院 は標高2500mにある ブラタン湖の女神を祭る美しい寺院。
■ティルタウンプル寺院はバリ島中部にあるバリ・ヒンドゥー教のお寺で、「聖水の寺院」として知られている。
■トヤ・ブンカ村営温泉はバトゥール山の外輪湖の畔に有り 湯浴みを楽しむ多くの人が訪れる。

棚田から夜行性の30cm位のタウナギが取れ貴重なタンパク源になっている。
1月にはお祭りがあり 高い竹の棒にヤシの葉や花などで飾り付けをしたペンジョールをつくり、
村中で分担して お供えのチャナン・サリをたくさん作ったり 灯籠の苔を落としたり準備します。お祭りの当日は 着飾った人が頭の上に多くのお供え物を乗せて集まります。舞台にはあの中学生が友人と2人 極楽鳥のオスとメスになって舞います。ガムランの音色が響き 聖獣「バロン」や魔女「ランダ」が練り歩き 供え物を持った人が数千人続きます。善と悪を受け入れバランスを取り 世界調和を願ってお祭りは4日間続きます。

インドネシアの世界遺産

■「ボロブドゥール寺院遺跡群」…ジャワ島中部の中心都市ジョグジャカルタの北西約42km、活火山であるメラピ火山に面し豊かな緑地と遠くの丘を見下ろす丘の上にあります。
■「プランバナン寺院遺跡群」ジャワ島中部のプランバナンには、ヒンドゥー教の寺院群が点在。9〜10世紀に建てられ、天を突く47mの仏塔が特徴的です。
■「ワヤン・クリ」 世界無形文化遺産 ジャワ島の伝統的な影絵芝居を中心とした民俗芸能。

行くぞ!最果て!秘境×鉄道 「インドネシア・ほのぼの列車」

ジャワ島にあるバンドゥンから旅がスタート。旅をする音尾琢真。バイクの多さに驚き、オランダの植民地だった1928年に建てられたバンドゥン駅に到着。乗車するのはアメリカ製のディーゼル機関車で、席は自由席のみ。

ササクサアト駅で途中下車 草の中の細い道をインドネシア一の全長 300m 高さ80mのチクバン橋へ。チクバン橋の線路の上を歩きながら自宅へ帰る人と遭遇。1906年に作られ 点検と補修は欠かせないと作業員は命綱なしで作業。駅に戻った音尾は再び機関車に乗り込んだ。

列車は数少ないトンネルを抜け、インドネシア一の高さの鉄橋を通過した。橋を過ぎると標高はぐっと下がり、棚田が広がっていた。ジャワ島では米の二期作が盛んだ。
プルアカルタ駅でジャカルタ行きの列車が来るまで古い車両を見て回った。そこは列車墓場と呼ばれ、SNSに多くの写真が投稿されている。

再び列車に乗り込む。次の駅に近づくと イスラム教の礼拝への呼びかけ「アザーン」がスピーカーから聞こえてきた。
ジャマイカのパサールスニン駅で降車し市内で一泊した。

翌日 埼京線などで活躍したJR東日本の中古車両が再塗装し使われていた。
途中の駅前で牛の放牧が行われ、窓外には田園風景が広がっていた。
ランカスビトゥン駅でディーゼル機関車の列車に乗り ジャワ島、スマトラ島に挟まれたスンダ海峡を眺めた。
ジャワ島の西の最果て、メラックに到着。

スマトラ島のパレンバンにあるクルタパティ駅で セレロ号と名付けられた6両編成の列車に乗った。
親指のような形をした セレロ丘を遠望。

丘の最寄り駅で下車。スマトラ種のコーヒー豆を栽培する人と出会い 淹れたてのコーヒーをごちそうになった。
翌日 ラハット駅からセレロ号に乗り込み、110km先のルブクリンガウ駅へ。
車で 500人ほどの住民が暮らす村 ナパール・プティに。
モーター式トロッコ特急 モレックは 料金は1人1000円とお高め。窓ガラスがない席ではジャングルで繁茂した木々が容赦なく当たってくる。モレックには助手が同乗し、線路上に木が落ちていたら降り除ける。レールが朽ち果て折れて 脱線が起きた。モレックはごく小さく数人で列車を持ち上げ線路に戻すことができた。
橋を前にモレックから全員降り 歩いて橋を渡たり モレックはゆっくりと進んだ。
唯一の途中駅、ロンゲンに到着。モーター式特急について説明を受け トラクターの日本製のエンジンが使われていることを知った。また、個人タクシーのように運転士の持ち物で、自ら作ったり、注文して作ってもらったりするという。
別のモレックに乗り換え出発。道中、突然の大雨に見舞われ、線路は水浸しとなった。対向車が来たら人を乗せたモレックが優先で 荷の材木を下ろし道を譲ってくれた。夜の帳が下りるなか、崖沿いの坂道をゆっくりと走行し、予定より4時間遅れで終点のレボン・タンダイに到着。

レボン・タンダイの村は180世帯約500人が暮らしている。金鉱石の加工場を訪れ、金鉱山の採掘が行われていることを知った。水車は金を取り出すために稼働している。レボン・タンダイに行く方法はモーター式特急のみで、住民たちが修繕しながら運行を続けている。

タイ

世界ふれあい街歩き選「王朝の面影 アユタヤ〜タイ〜」

バンコクから列車で約2時間およそ80km北に位置する古都 アユタヤ。14世紀中頃から400年あまり、タイの都として栄えたアユタヤには、王朝時代の名残があふれている。
大河チャオプラヤー川と2つの支流が合流する地勢を活かして水運交易で発展し、日本人町も誕生するなど、日本にも深いつながりがありました。

世界遺産の遺跡が集まる旧市街。
ワット・プラ・シーサンペット寺院
1491年に建立された王室守護寺院。アユタヤ朝中期に建立された3基の仏塔のみが残っています。それぞれにボロムトライロッカナート王とその王子らの遺骨が納められていたと言われています。
日本人村 日本人町の跡地、日本庭園がある。
ワット・マハータート
14世紀に建立された大寺院ですが、ビルマ軍との戦いで破壊され廃墟に。中でも菩提樹の根に覆われた仏頭は有名です。
ワット・ラーチャブラナ
15世紀、8代目の王が王位継承争いで死んだ二人の兄たちのために建立した寺院です。1958年の修復の際、多くの宝物類が発掘され、現在はチャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。
何百年と続く闘鶏(シャモ)の伝統を守り継ぐ男性。
アユタヤ朝21代王ナレースワンの墓に願掛けをして、願いが叶うとトリの像を供える家族。
観光客を乗せる象に 残ったスイカをあげる青果店の店主。
グルメ 焼いた手長エビ、水飴を絹糸のようにて包んだクレープ、舟ラーメン
幸運を呼ぶ魚の飾り物 プラータピアンを作るおしどり夫婦。
■より道 タイ屈指の太鼓の村 エカラート

世界ふれあい街歩き 「アジア 祈りの街」★ タイの古都チェンマイ

タイ北部のチェンマイは19世紀までラーンナー王国という国の都が置かれ、建築から料理に至るまで独自の文化が育まれました。旧市街は全長6kmの堀に囲まれた正方形。国民の9割以上が仏教を信仰し チェンマイには120以上のお寺がある。
“土地の精霊”が宿る大木にかき氷を供えて商売繁盛を祈る女性、外れた宝くじで鶴を折る男性、生きたウナギを堀に放し“徳を積む”女性、道行く人のための“水の壺”を家の前に置く男性。
4耳5目(メンシーフーハーター)と呼ばれる神獣がいる寺。すでに亡くなった父親が 霊獣に化けて息子の前に現れ正しい行いをするかどうか試したという言い伝えがあり 4耳5目は 火を食べて金の糞をする!

世界ふれあい街歩き 「タイのカフェタウン」チェンライ

タイ北部ラオスミャンマーとの国境を接する チェンライ
チェンライは13世紀、タイ北部を制圧したラーンナー王朝 最初の王、マンラーイによって作られました。ラオスとの国境を流れるメコン川のほとりで生まれたマンラーイ王は、現在のラオスにもまたがる強大な王国を築き、チェンライを新たな都と定めた。後に都はさらに南のチェンマイへと移された。チェンライには、美しい寺院が数多く残されている。
バスターミナルから歩き始めると黄金色の時計塔がそびえ、周りには朝食の屋台が。おかゆとともに並ぶのはエスプレッソ。街にはカフェがたくさん。コーヒーはアカ族を中心とする山岳民族が栽培しているとのこと。かつて彼らはアヘンの原料・ケシを栽培していましたが、タイの王室の主導でコーヒーに転作が進められ 街の名産品になった。
郊外にある ワット・ロンクン、チェンライ出身の チャルムチャイ・コーシッピパット氏が建てた純白の寺院で、斬新で独特のアートセンスが散りばめられた外観。近づくと埋め込まれた鏡が太陽の光を反射して輝いています。白は仏の純粋無垢な心を表していて、愛・強欲・怒り・無知がなくなれば到達できる境地なのだとか。この寺まだ建設が続いていてとのこと

ワールド・トラックロード〜俺の助手席に乗らないか〜 アジア編

NHK BSP 2023年7月7日
タイ チャイナット県 、首都 バンコクから北に3時間ほど ムアンチャイナートにある タイ最大手の運送会社 WRN。家族を愛するドライバーが チャイナット県 マノロム でセメント660袋 33トンを積み、全長19m タイヤが22輪のトラックで ミャンマーと国境を接する町メーサイを目指す。4か月ぶりに異国・ラオスに暮らす家族と再会を果たす!その後 メーターン鉱山で 褐炭を積み ケンコイまで輸送
タイの面積は日本の1.4倍、首都バンコクと76の県からなる。会社の規則で最高速度は60キロ

●チャイナット県 マノロム 出発。
チャオプラヤー川 は生活用水として利用され 昔から物流や交通に利用されていた。
出身県のナコーンサワンを通過。周辺は 水田がつづく。
ウタラディット県 ムアンウッタラディット ★————– 1day 278km — 夕食に豚のガパオ 運転席の後ろで眠る。
鮮やかな黄色の花はタイの国花 トンクーン(ラーチャプルック) で道路の両側に咲いている。仏教と栄光の花として愛されている。
山々を越え タイ最北端を目指す。北に進むにつれ 山の多い地形。
象が道を横切ることもある。
プルン山SA 土産屋やレストランが並ぶ人気景観スポット。子供に笛を買う。ラムナムナーン野生動物保護区
山を降りる と 子供用風車を売っている。
神様に捧げるお供えものの花数珠 プアンマーライを売っている。 車の精霊に捧げるため。
ブーゲンビリアが咲き誇る。
自社のガソリンスタンドで 満タンにしてピンポン球を浮かべ 写真を会社に送る。
ナマズのプラーカンを煮込んだ料理で昼食
チャオプラヤー川の支流ヨム川を渡る。
ガオ山を通る。
ラムパーン県 ランパン 通過。
チエンラーイ県に入る。 メーサイミャンマーと国境を接している
金色のお寺 ホー・プラビガネート(ガネーシャ ホール)、白いお寺 ワット ロンクン
ワット・フワイ プラーカン
メーサイ ★————– 2day 387km — 翌朝荷下ろしをする倉庫へ
メーサイ国境検問所 1日8000人が往来する。
ムアンデーン生鮮市場で托鉢している僧侶への食事買う。お供えすることで先祖の供養に
カオフーン というミャンマーのタイヤイ族の料理、大豆をすって寒天のようにして味付け
荷下ろし この後セメントはミャンマーに運ばれる。
チェンコーン でラオスと国境を接している ★————– 3day 98km —
妻とはラオスの市場で売り子をしているとき出会った。父親の世話のためラオスに残っている。
ゴールデントライアングル公園は タイ・ラオス・ミャンマーの3カ国がメコン川で国境を接する黄金の三角地帯といわれる。
タイ人にとって象は大事な存在で 象の下をくぐるのはとても幸運なことと言われる。
チェンコーン 国境検問所 トラックを置いて バスでラオスに入る。

ラオス ファイサーイ
妻と2人の子と再会、市場で ナイルティラピアを買い焼く。ピンペー(ヤギ焼き) 主食はカオニャオ(もち米)を手で丸めて食べる。

トラックに戻り ランパーン県に入る
メーターン鉱山で セメントの原料となる石灰石などを熱する燃料 褐炭を積む
ソッププラープ ★————– 4day 372km — パットプリックゲーンムーという豚肉のカレー炒めを作って食べた。
チャオプラヤー川の支流 ピン川を渡る。中流にはタイ最大級のプミポンダムがある。
昼食は牛肉のテールスープ
サラブリー県 ケンコイ Kaeng Khoi Districtに着く★————– 5day 685km —
翌朝 荷を降ろす。
ムアンチャイナートに戻る。★————– 6day —

中井精也のてつたびSP タイ縦断

NHK BSP 初回放送: 2023年10月 プレミアムカフェ 中井精也のてつたびSP タイ縦断(2018年)
鉄道写真家の中井精也さんがタイで鉄道を乗り継ぎ 1700キロ 南北に縦断する。
スタートは カンタン、タイ南部マレー半島のインド洋に面したリゾート地の小さな港町 。ここから1日1往復、12両編成の列車がでている。
熱帯雨林の中をトゥンソンへ。ブーゲンビリアが咲き、ゴムの樹液を採取していた。
7時間半かけて プラチュワップ キーリー カンに。海のそばの展望台から列車を撮影、奥に洞窟があって座像や20mもある涅槃像が安置されていた。

サバンナの高原 カオ・サムローイ・ヨート国立公園は石灰岩の奇岩が30キロも続く。
2時間ほど乗車すると 建物が増え、ペッチャブリー駅で下車、軽トラのタクシー ソンテウメークロンに向かう。
バンコクの西130キロメートルほどの農村地帯を走るメークロン線。この路線の終着駅、メークロン駅近くではお魚や果物が並ぶ市場の中央を1日4往復 列車が走る。客さん列車が走る線路上を歩きながらショッピング、列車の警笛が聞こえると商店のおばちゃんたちは店を閉じ、通り過ぎるとすぐに再開。線路ギリギリにおかれる商品、線路上にも そのままだったり、大丈夫な高さを熟知していて多くの観光客も驚くばかり。

タイの首都バンコクは人口840万人が暮らす大都会で、メークロン線の始点 ウォンウィアン・ヤイ駅へ。翌朝 クルンテープ・アピワット中央駅 午前8時になると 警備員が立ち上がり 民衆が ラーマ5世の写真に敬意を表す。ドイツのフランクフルト中央駅を模して作られ、全国にここを起点として出ている。
1時間半ほどでアユタヤへ、世界遺産に登録されている。ワット・プラ・マハータート遺跡。18世紀の王朝で ビルマの侵攻で滅んだ。この時石仏の頭部が菩提樹の根に囲まれ取り残されたといわれる。

13世紀に建てられた ロッブリー遺跡は線路のそばにあり 野生のカニクイザルが多くいる。

寄り道 バンコクの外れにあるトンブリー駅 Thon Buri から出発するナムトック線。この路線は、太平洋戦争時に旧日本陸軍によって建設されたたいめん鉄道」。映画のタイトルでも有名な、戦場にかける橋こと「クウェー川鉄橋」、破壊されなかった両端は当時のままで、待避所から見ることができる。建設中のホテルから全体を撮影。断崖すれすれの場所にかけられたS字カーブの木造橋 クラセー橋駅 (泰緬鉄道)

アユタヤ駅から 再び 鉄道に 1時間で ゲンコーイという駅で乗り換えた、懐かしく感じた古い ディーゼルは、駅員さんに尋ねると、日本で50年以上前に作られたものでした。「パサックチョンラシッドダム」はタイ国王ラーマ9世の発案で、洪水を防ぐために建設されたタイ最大のダム湖でした。列車はダム湖を とばしますが、アナウンスがあり ダムのど真ん中で停車し、線路に降り、写真撮り放題でした。乗客がみんな列車に戻った写真を撮ることができた。ユークサルン駅で下車ダム湖を通過後、湖畔で夕暮れ時、早朝 湖の上の列車を撮影。

BS日テレ 今井翼 タイ縦断鉄道の旅

チェンマイはタイ第2の都市 ここから旅のスタート
・チェンマイ駅周辺の散策へ。地元の方々が移動手段として使う「シーロー」に乗り、チェンマイを代表する2つの寺を訪ねた。
・ワット・プラシン ラーンナー王朝第5代パーユー王(1336~1355年)によって建立されたチェンマイ市内で最も大きい寺院。金色の仏塔(プラマハタート・チェディ)の高さは約50m、プラシン仏像のほかにも、お堂の壁には色とりどりの壁画。
・ワット・シースパン 世界で最初に銀で造られた、別名「銀の寺」と呼ばれるユニークな寺院。
本堂が現在の銀一色に様変わりしたのは、2,000年代に入ってからといわれている。

■ナコーン・ランパーン駅 Nakhon Lampang 北本線を南下
・タイ国立象保護センター 農作業などでケガを負い、働けなくなった象を保護する施設
・タナバディー陶器博物館 ランパーンの名産・鶏が描かれた陶器の製造や展示を行っている。

■ピッサヌローク
世界遺産 スコータイ歴史公園 スコータイ市内から西へ12Km、面積約70㎢の広大な歴史公園で寺院を中心として200点以上の遺跡が保存されている。
・ワット・シーチュム スコータイ歴史公園の城壁から北西の場所にあり、近づくと壁の割れ目からこちらをのぞく「アチャナ仏」。
・ワット マハタート スコータイ歴史公園城壁内のほぼ中央にある最も大きく、重要な王室寺院の遺跡。現在 アッタロット仏や北側の坐像は残っており、主仏塔チェディ(ベル型仏塔)とヴィハーン(御堂)跡があります。
・ワット サッ シー 湖の真ん中にある小さな島にあり 天国から 歩いてきたといわれる 歩く仏像。

■ピチット駅から列車に乗り 世界遺産の町・アユタヤを目指す。
■アユタヤ駅に到着後、夕食はライトアップされた遺跡が目の前に広がる美しいテラスでオシャレなタイ料理に舌鼓。翌朝、地元の方々の台所として親しまれているチャオプロム市場へ。
世界遺産 アユタヤ遺跡(⬆ にあり) アユタヤ歴史公園には アユタヤ王宮内にあった重要な寺院や広大な草原に悠然と横たわる巨大寝釈迦像など。アユタヤ名物の「川エビ料理」
・ワット・プラ・マハータート 木の根元にある仏頭

■ 首都バンコク
・ローカル線に乗車し、線路わきに商店が立ち並ぶ メークローン鉄道市場、列車の通過に合わせ、商品を出し入れする驚きの光景
ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
・ワット・ポー(涅槃寺)王宮の南側にある涅槃仏、タイ古式マッサージで有名です。

■フア ヒン バンコクから南本線に乗車し、王室の保養地として知られるフア ヒンへ。
タイで最も美しい鉄道駅と言われるフア ヒン駅は、かつて王室が利用した専用待合室が残されている。
この旅で初めて海へ、ホアヒン・ビーチで名物の白い砂浜を乗馬、王様も行っていたそうです。夜はナイトマーケットでタイの屋台グルメを堪能。寝台列車で 南へ約635㎞のスラーターニー駅を目指す。

■スラーターニー駅からサムイ島に向かうフェリー乗り場へ。
■サムイ島 全島がココナッツの木で覆われていることから、別名「ココナッツ・アイランド」とも呼ばれるサムイ島。
・マットスム島 小さなボートで30分、そこは「ピッグアイランド」と呼ばれ ブタと遊べ る。
ビッグ・ブッダ 旅のゴール 高さ12mの巨大な黄金色のビッグ・ブッダは、優しげな笑みをたたえていた。

ドンパヤーイェン-カオヤイ森林群 〜 落差150mの3段滝 野生動物の森

TBS 世界遺産 2024.6.23
タイの首都バンコクの北東に位置するドンパヤーイェン山脈にある4つの国立公園と1つの野生生物保護区が世界遺産「ドンパヤーイェン-カオヤイ森林群 」に登録されている。
カオヤイ国立公園は モンスーンがもたらす雨が生んだ水の豊かな森には落差150mの3段滝がある。世界遺産になった理由はアジアゾウやテナガザルなど絶滅危惧種が生息する貴重な森のため。野生のアジアゾウは約300頭。森を縦断する道路や草原の塩場と呼ばれる穴(ゾウが塩分補給のため土を食べたので)にゾウの群れが現れる。

世界遺産「アンコール」 カンボジア

2023.1.21 TBS 世界ふしぎ発見 蘇る伝説! アンコール王朝不滅の遺産
2023.1.22 TBS 世界遺産 一生に一度は行きたい世界遺産ベスト10
カンボジアの世界遺産「アンコール」は 9世紀から15世紀までのおよそ600年間にわたって栄えたクメール人アンコール王朝が残した寺院や城塞、橋などの遺跡群。未発掘の小さな遺跡も含めると、その数は1,000を超えるともいわれています。

■タ・プロム寺院:ガジュマルの根におおわれた 12世紀に建てられた仏教寺院で映画「トゥーム・レイダー」が撮影された。
■アンコールワット
スーリヤヴァルマン2世によって建造された 木々と水に囲まれた空間で、何度も復活する不滅の力があります。劇場のような演出で3つの塔が場所によって見えたり消えたりします。中心の塔は高さ65mありヒンドゥー教の神を祀っていて 世界の中心である須弥山を象徴し 王と神が一体化する聖なる場所と考えられていました。壁に刻まれた女神デヴァダーや天女アプサラの精緻を極めるレリーフ。三重の回廊あり 全長800mに及ぶ第一回廊には ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」をモチーフにしたレリーフなどある。
■アンコールトム
アンコールワットの北方に位置する。アンコール・トムは大きな都という意味があり、周囲を1辺3km 高さ8mの城壁に囲まれていて内にあるバイヨン寺院には大小49の塔と5つの門が存在し、それぞれの塔の4つの面にはそれぞれ異なる 「クメールのほほえみ」と呼ばれる巨大な顔が173あり観世音菩薩とされている。
西メボン:11世紀末に造られたアンコール期最大の貯水池で東西8km 南北2.2kmあり 今も米作りなどの農耕に使われている。中央の島に水位計があり水を調節していた。
■プノン・クーレン:聖なる山・川と考え 彫刻のある水路を通った水は聖なる水と考えていた。象の石像がある遺跡 スラードムライは石切場で 石材を50km 運んでいた。

■シェムリアップ:アンコール遺跡を訪れる際の拠点
■トンレサップ湖「伸縮する湖」とも呼ばれ、乾季は琵琶湖の4倍の大きさがあるのですが、雨季にはその水量、面積ともに膨張します。水深も乾季には深さ1m前後ですが雨季には10m以上になります。 人々は湖面に浮く家に住み、集落を作りスーパーや学校もあります。魚が古代からよく採れます。

■ボッカタオ(2022年 ユネスコ 無形文化遺産に)
古代クメールの人々が自衛のため ライオンと戦うための武術だった。遺跡にも描かれている。
■アプサラダンス(ユネスコ 無形文化遺産に)
アンコールワットをはじめとする遺跡に彫られた美しい デヴァダー、宮廷舞踊で神への祈りとして捧げられた踊りで 天女のような ゆっくりとした優雅な所作で 手や足を弓のように反らせ踊ります。

ベトナム

中井精也のてつたび スペシャル 「ゆる〜っと縦断・ベトナム編」

NHK BSP 放送 2022年9月7日
鉄道写真家 中井精也が ベトナムの鉄道を 中国と国境を接する北の町 ラオカイ から、南はホーチミンまで、およそ2000キロを縦断した。
国境の町 ラオカイ対岸の中国は 川を挟んで100mしか離れていない 。
赤と青に塗られた七両編成の列車で出発。はじめは 硬座 木製のベンチでエアコン無しの車両に乗る。大河 ソンホン川(ホン川・紅河)に沿って 穀倉地帯を走る。
60km程南下した バオハ駅で 手作りの 緑豆の餡を米粉に薬草ガイを混ぜ練って丸め バナナの皮に包み蒸したスイーツを購入、実際に作っているところを見せてもらった。
8時間待って 夜行列車でハノイに向かう。今度は軟座でリクライニングもあり エアコンもついていた。

首都 ハノイには750万人が暮らす。渡ってきた ソンホン川のロンビエン橋は1902年フランスが建設した1700メートルの鉄橋。ベトナム戦争時には、アメリカ軍から何度も爆撃を受け破壊されるが、その度に修復され 使われてきた 現在自動車は通れず、鉄道線路と歩道をバイクが行き交う。
線路の両側に 民家が迫る。国花のハスの花を売る女性。ベトナムでは鉄道の上を歩ける。鉄道移転の計画がある。

UnsplashLong Búnが撮影した写真

南北統一鉄道フエに向かう 夜行列車 1000kmあり 14時間かかる。ホーチミンへの夜行列車は 1晩に4本も出ている。3段ベット寝台車の一番下。乗り合わせた人に声をかけ 写真を撮らせてもらう。
車内販売で トウモロコシ、ゆで卵、肉まん、麺 購入。走る夜行列車を撮るためタインフォーア駅で下車。タクシーで移動 走る夜行列車を撮影し 次の列車に乗る。

旧市街が世界遺産に登録されている古都フエ。ベトナム最後の王朝であるグエン朝の都が置かれた場所で、中国・北京の紫禁城をモデルに造られました。宮廷文化を今に伝える建物が多く残り、中国様式やヨーロッパのバロック式、ベトナムの伝統的な建築様式が融合した独自の美しさが魅力です。
王宮越しに列車を撮る。螺鈿細工の工房の 高いベランダから 列車と王宮の写真を撮らせてもらう。

フエからダナン までは絶景ポイントが続く。30分後海が見えてきた。白い砂浜のリゾートビーチ。
ダナンに到着。
通ってきた エメラルド・ブルーのオーシャン・ビューが広がるハイヴァン峠に、山の中腹をS字を描いて列車が走る。ハイヴァン峠にある砦、太平洋戦争で日本軍が、ベトナム戦争では南ベトナム政府軍が見張り台に使っていた。そこからは 密林の中にメガネ橋が見えてきた。

寄り道して 高級避暑地を走るダラット高原鉄道。フランスの植民地時代に作られた避暑地です。おしゃれな ヨーロッパ風の列車です。ダラット駅を出て チャイマット駅へ。
高原に観賞用の菊栽培ビニールハウスが並ぶ。夜になると ライトがついて 黄金色のハウス、町が燃えているようでした。

南北統一鉄道に戻り ニャンチャン駅に 向かう。
郊外に行くと のどかな田園風景、ハスの池がありました。畔の家で育てていました。ハスの種 花托の中にあり 食べてみました。水田地帯 案山子があり 昔の日本のようでした。ご飯をごちそうになる。
ニャンチャンから列車に乗り込み ロンカイン駅で途中下車。
果物の生産が盛んな土地で トゲトゲで 重さ50キロもある 巨大なジャックフルーツを栽培する農家に。その実は 幹や太い枝に直接なる 不思議な風景でした。

終着のホーチミン(通称サイゴン)に到着。笑顔があふれ どこか懐かしい風景にも出会えた ハートウォーミングな旅でした。

ハロン湾 (不思議な世界遺産)

世界の果てまでイッテQ! 温泉同好会

2023.5.28 日本テレビ
モックチャウ郡にある Bach Long Glass Bridge 世界最長のガラス橋で 全長632mで昨年完成した 新名所。
クアンフーカウ村は村全体で線香を作っていて 竹芯香作りを体験。
ムーカンチャイ Mù Cang Chải District 棚田による米作りが盛んな場所で 手作業での田植えを体験。

ラオス

世界遺産 ジャール平原

TBS 2023年2月26日放送 世界遺産 ジャール平原 〜 謎の遺跡 2000の巨大な石壺
ラオス北部の内陸部 シエンクワーン県にある広大なシエンクワーン盆地巨大な石壺(ジャール)が2000個以上点在する。日本をはじめ、各国の調査団が何度も調査を行なっていますが、未だにはっきりとわかっていません。紀元前500年〜西暦500年の鉄器時代に作られたもので、埋葬の際に使われていたものではないかと考えられています。
遺跡近くに 地面に無数の大きな穴が開いている。それはベトナム戦争時大量の爆弾が落とされ 多くの不発弾が残っていて調査の障壁となってきた。

世界遺産 ルアンパバーンの町

2024.12.1 TBS 世界遺産 ルアンパバーンの町 〜 メコン川に栄えた黄金の王都
メコン川に突き出した半島のような町 ルアンパバーンはかつて、ラーンサーン王国の首都だった。町中には王家ゆかりの建物や寺院が多く残る。19世紀にはフランスの植民地となり、伝統建築と植民地時代の建物が残っていることで世界遺産となった。
旧王宮(現 国立博物館)に建国時に隣のクメール王国から送られた パバーン仏など保存されている。王の命によって建立された寺院、黄金色に輝く壁画はメコン川で栄えた王国の栄華を今に伝えている。
町中で にょろりと伸びた龍のような装飾を多く目にする。これは 街を見守っているという 川の精霊 ナーガ で国王の葬儀で使われた霊柩車にもあしらわれていた。
ルアンパバーンで毎朝行われているのは 托鉢。ラオスの男性は 一生に一度は出家すべきとされ、人々はもち米や菓子を喜捨することで徳を積む。街の至る所で托鉢の列が見られる。

フィリピン

世界遺産 コルディレラの棚田(バナウェ・ライス・テラス)

TBS 2023.6.11
首都マニラから北に車で9時間 コルディレラ山脈の山あいにある 標高1500mのイフガオ バナウェの町は 人口およそ2万人。町の周囲は棚田だらけで、バナウェ・ライス・テラス あぜ道の総延長は地球半周分、2万kmに達するそうです。
天空を目指すように積み重なる棚田、最も高いところに 傾斜角はなんと70度。「天国への階段」と呼ばれています。細いあぜ道で、女性達によって 手作業で稲作りを行います。米作りのため、山の湧き水を棚田に水路で引き入れました。田が用水路になって次の田に水が送られます。
大航海時代の16世紀、スペインによる植民地支配を逃げて 山に棚田を作ってきました。
山の民イフガオは自然のあらゆるものに精霊が宿ると信じてきました。棚田に囲まれた集落の家は高床式。家には代々伝わる木彫りの人形「稲の精霊」が祭られています。
田植えの後、精霊に捧げる儀礼があります。独特な踊りは大空を舞うワシをかたどったもの。男性たちが酌み交わす聖なる酒「バヤ」。
「コルディレラの棚田」(は2001年、危機遺産に指定されました。水を貯える森が失われ、集中豪雨による土砂崩れが増えたのです。日々石垣を整備し 棚田を守るため マホガニーなど 植林活動を続け、この木を使って伝統の木彫りを子供たちに伝えています。

マヨン山 大規模噴火のおそれ 周辺住民1万人以上が避難

2023.6.11 フィリピンにある活火山で噴火活動が始まったとみられ、「数日以内に大規模な噴火が起き、火砕流や溶岩流が発生する可能性がある」として、周辺住民1万人以上を避難させています。

世界ふれあい街歩き「セブ島 セブ」

セブ島 セブ は国内外から多くの観光客が訪れるリゾート地です。セブは大陸が近く 古くから海洋貿易の拠点として栄えていた。1521年にスペインの探検家フェルディナンド・マゼランが上陸したことで有名です。これを機にスペインによる植民地支配が始まり、キリスト教文化が根付きました。現在でもサント・ニーニョ教会サン・ペドロ要塞 など、多くの歴史的建造物が残されています。
19世紀末アメリカの植民地になり 第2次世界大戦では日本の占領下となった。戦後独立、様々な文化が入り交じる。象徴的なサリサリストアは様々な商品を販売しています。サリサリとは タガログ語で”多様な”という意味がある。

セブ島南部に位置するオスロブは野生のジンベエザメと一緒に泳ぐという貴重な体験ができ、遭遇率は99%とも言われています。