世界遺産に要録されている 古代の遺跡のまとめです。いつの間にか忘れ去られてしまっていますが、ミケーネ・シーギリヤ・ペトラ・シューシュタル・メドゥラス・ボイン川・バルーミニ・ボロブドゥールなど どれも ものすごいものです。
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TBS 世界遺産 古代ロマン世界遺産
2022.11.22
世界には発掘調査が進んでも解明されない古代の謎がいくつもある。
イギリス ストーンヘンジ
は、5000年前に文字を持たない人々が作ったため記録が無く、いまだ謎の多い巨大遺跡だ。(世界遺産 「ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群」)
スーダン メロエ
スーダン の世界遺産「メロエ島の考古遺跡群」
古代クシュ王国の3番目の首都として栄えたのがメロエで、砂漠に残る250のピラミッド。
ギリシャ ペロポネソス地方 ミケーネ文明
ギリシャの 世界遺産「ミケーネとティリンスの古代遺跡群」
ミュケーナイ(ミケーネ) はトロイ戦争で勝利したミケーネ文明の中心として栄えた城塞都市です。
獅子門はミケーネの城砦の入口で 梁の上の三角形の石に向かい合う2頭のライオンが彫られている。ライオンは王の権力を象徴するものだった。
19世紀に ミケーネ国の神話を信じていた ドイツの考古学者 シュリーマンがミケーネ遺跡の発掘に挑み 円形の王の墓を発見。発掘した黄金のマスクや豪華な副葬品は、黄金の都ミケーネが実在したことを証明した。
スリランカ 幻の都 シーギリヤ
スリランカにある世界遺産「古代都市シーギリヤ」はわずか11年で滅亡した幻の都。都は高さ180メートルほどの1枚岩に1500年前に築き上げられ、取り囲む堀を渡った先にある 水の庭園や宮殿の正門には巨大なライオン像があったとされ鋭い爪を持った足が残っている。岩山の周囲は400mほどで岩山には様々な木造建築が立ち並んでいた。
スリランカの「古代都市シーギリヤ」。わずか1年で滅亡した<幻の都>でした。父を殺して王位についたカッサパ1世は、敵対する弟の軍に包囲され…自害したのです。 pic.twitter.com/9cywyEvRPm
— 世界遺産 (@heritage_TBS) November 19, 2022
ヨルダン 砂漠のキャラバン都市 ペトラ
ヨルダンにある世界遺産「ペトラ」。 シークと呼ばれる全長およそ1.2km 断崖の高さは80mもある道の先にある エル・カズネは柱などはすべて岩山を彫り抜いて作られた。ペトラは2000年前に遊牧民が築いた王国で卓越した水の技術を持ち 商業や交通の要地として栄えていたが、 ローマ帝国の支配下に置かれ滅亡した。
イラン 現在も使われている シューシュタルの水利施設
古代文明には水を操る高度な技術があった。
イランのカールーン川を利用した世界遺産「シューシュタルの歴史的水利システム」。
3世紀に人工の運河で流れをせき止め 川の水を引き入れ 砂漠を潤した。上流にある水は滝のように流れ落ち 岩盤の中の多数の水路を通って水車を回し 巨大な製粉所も作られていた。
スペイン ローマ帝国 金鉱山の跡 ラス・メドゥラス
スペインにはローマ帝国最大の金山の跡が 世界遺産「ラス・メドゥラス」になっている。火薬のなかった時代、砂金を掘るために大量の水を溜め、多くの掘った穴に一気に水を流し 土砂崩れを起こし、山を崩壊させた。
20日は、古代文明スペシャル! 尖がった赤茶の山と緑がおりなす風景は、人工のもの。ローマ帝国が2000年前につくり出しました。スペインの「ラス・メドゥラス」です。 pic.twitter.com/S0aeWcee8s
— 世界遺産 (@heritage_TBS) November 17, 2022
アイルランド ボイン川に先史時代の遺跡群
アイルランド の 世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ – ボイン渓谷の遺跡群」
ボイン川沿いには緑の平地が広がり、およそ780haに不思議な遺跡群が広がる。5000年以上前につくられた 巨石を使った円形の遺跡「ニューグレンジ」、直径85mもあり 下部は白い石壁で覆われ、遺跡の周りには12の立石が取り囲んでいます。遺跡の一番の奥には石室があり火葬された人の遺骨を置く墓として使用された。冬至前後の数日間、太陽光線が入口の小さな窓から奥の埋葬室まで届くように設計されていた。壁などには見事な渦巻き文様が描かれています。他に「ノウス」「ドウス」が中心 史跡です。
イタリア サルデーニャ島のヌラーゲ遺跡
イタリア の世界遺産「スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ」は3500年前に作られた バルーミニにある巨大なヌラーゲ遺跡。円錐形の建造物「ヌラーゲ」が7000以上見つかっています。
遺跡周りには迷路のような石積みがあり、中央の塔の高さは17m、空から見ると中央は空洞で 石が積み上げられている。ヌラーゲは戦の時に立てこもるためや儀式に使用するためとも言われている。
サルディーニャ島の『ヌラーゲ遺跡』。3500年前に築かれたナゾの構造物です!中央に高さ17mの塔がそびえ、回りには迷路のような石積み…要塞なのか、儀式の場なのか? pic.twitter.com/WMT2nAZKRL
— 世界遺産 (@heritage_TBS) November 14, 2022
インドネシア 仏教遺跡 ボロブドゥール
インドネシア ジャワ島に熱帯雨林に19世紀に発見された世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」。
ボロブドゥール遺跡・パオン寺院・ムンドゥッ寺院から成り立っています。
ボロブドゥール遺跡は世界最大級の仏教遺跡でムラピ火山の被害にあっている。
高さ35m、120m四方の基壇の上に4層の回廊が巡る独特な形をしている。不思議なことに これだけの寺院でありながらお堂への入り口は見当たらない。一番上には仏塔(ストゥーパ)があり、それを中心に小さなストゥーパが72ある。ストゥーパの中に仏像が祀られている。寺院の内部には空間はなく、自然の山に盛り土をし石が積み上げられたもので 古くから伝わる山岳信仰と仏教が結ばれたものだった。